概要
俺は女子が好きなんだ。それなのに先輩へのこの気持ちって、一体……
女顔だったのが昔からコンプレックスだった矢野朝陽。
だけど、女装をしているときだけはみんなが俺を見る。
羨むような視線、うっとりする視線に、俺はそのときだけ自分に自信が持てた。
だから、休日はもっぱら女装して街をぶらついていた。
そんなある日、
「──あれ。矢野くん?」
女装した俺に声をかけてきたのは、生徒会副会長の夏樹孝明先輩。
俺の女装は完璧だったはずなのに、なぜ、夏樹先輩には見破られてしまったのだろう。
「みんなには秘密にしてあげるから、女装するのは俺の前だけにして」
なぜかそんな約束事を持ちかけられて。
男子高校での青春物語。
これは、ラブではなく、
ボーイズ・ライフの始まりだった。
だけど、女装をしているときだけはみんなが俺を見る。
羨むような視線、うっとりする視線に、俺はそのときだけ自分に自信が持てた。
だから、休日はもっぱら女装して街をぶらついていた。
そんなある日、
「──あれ。矢野くん?」
女装した俺に声をかけてきたのは、生徒会副会長の夏樹孝明先輩。
俺の女装は完璧だったはずなのに、なぜ、夏樹先輩には見破られてしまったのだろう。
「みんなには秘密にしてあげるから、女装するのは俺の前だけにして」
なぜかそんな約束事を持ちかけられて。
男子高校での青春物語。
これは、ラブではなく、
ボーイズ・ライフの始まりだった。
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