これは泣いちゃいます。みーちゃんの壮絶な半生。

こんな濃密でリアルな物語を1万字で描けるものなのですね。
みーちゃんは殺人鬼です。このタイトル。色んな意味が込められています。全てにしっかり意味があります。文字だけで判断をしてはいけません。

悲しい物語です。あらすじには、みーちゃんはおとなしい女の子であると語られています、その通りです。本当にその通りです。

丁寧語調の地文というのが秀逸で、ある種の絵本のような柔らかさで読者を捉え、ミステリー要素で捕まえ、ラストのカタルシスで読者の心を食い尽くす。そんなパワーのある、また説得力のあるストーリーでした。

☆が少なすぎると思いました。もっと読まれて良い。皆に読んで欲しい。だからレビューします。
そして、他のレビューも拝見して「確かに!」となりました。皆さん分かってらっしゃる。

私も、みーちゃんもみーちゃんのお父さんお母さんも大好きです。願わくば、彼らの道の先に心の平安がありますように。

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