人生に迷っている人に「是非」読んで欲しい「哲学」が入った至高の物語

 これは、凄いというもんじゃないです。私はこれは「書籍化」して欲しい一品です。インド神話時代の「ファンタジー」といえば「ファンタジー」なのですが、「ファンタジー」なのは「物語」だけ、「内容」というか「思想」は、本当に「仏教」を知らないと書けない一品です。

 「仏教」の世界は「哲学」です。その「哲学」を理解することは「メチャクチャ」大変なんです。私も「哲学」は好きなので「かなり」勉強しましたが、筆者の領域には「足元」にも及びません。「大人」と「子供」レベルで違うのです。

 「物語」としても充分魅力的ではありますが、一番注目してほしいのは「哲学」の部分です。この物語の「源流」に流れる「哲学」の部分を是非!味わってほしいです。

 私は「どのような人であれ念仏ひとつで救われる」みたいなことを言ってた親鸞は間違っていると考えています。この作品を読んで「仏教」の考えからを理解して、さらなる「仏教」のすばらしい「考え方」を学ぶ一助にして欲しい作品です。

 本当に素晴らしいです一作ですし、「仏教」の哲学は「本当に人の心を救う」ことを思い出させてくれる一作です。

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