どこか人間臭い神仏たちが大活躍!

毘沙門天、帝釈天……どこかで耳にされたことがあるのではないでしょうか。ですが、どんな存在であるのか、詳細な部分まで説明できる方はそう多くないのではと思います。
本作は、とっても人間臭く描かれる神仏をモチーフとした、重厚かつユーモア溢れる物語です。

作者様は神仏に造詣が深い方であると拝察します。難しくなりがちな題材ですが、ユーモア溢れる作者様にかかれば、硬くなりすぎることはありません。くすっと笑える描写も盛りだくさん。
エンタメとしても、もちろん面白いですし、物語を楽しみつつ神仏に関する知識が深まるのも魅力的ですね。
気になる神様が登場したら、ついつい調べてしまうこと間違いなし!
余談ですが、章末の「狂ってる次章予告」も、密かな楽しみの一つです!笑

神仏に興味がある方、豊富な知識に基づいた重厚な物語がお好きな方、ユーモアを楽しみたい方にもおすすめな作品です!

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