残酷で、切なくて、消えてしまいそうな一作

2000文字にも満たない世界で、このような悲恋を描けるのは凄いこと。
幼い頃からの仲の良さは、ある時には呪縛にもなって、それが特別であることを本人たちから忘れさせてしまうのがよく分かる。
個人的にバッドエンドの物語は大好物ですので、こういった作品は結構読み返してしまいますが、これはちょっぴり寂しくてバッドエンドとはまた違った後味が残りますね。
胸が締め付けられるような、そんな気持ちになりました。

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