1326字以上に濃く心に残る余韻が凄い!独立した音の表現がキャラクターの心を表していき、文字数や書かれた単語以上に読み手にその心情が伝わってきます!少し切ない夏の物語。是非皆に一読して欲しい物語です!
夏の持つ鮮やかさと不思議なノスタルジック。その2面性を本当に色鮮やかに切り取ってます。こういう「本当に美しい文章」は真似出来そうで中々…ぜひご一読頂き、作品の持つ鮮やかなノスタルジックをお楽しみ頂ければと。
時間経過がフィルムのようで美しい、ノスタルジックな夏のラブストーリー自語りすみませんが、田舎の出なのですごく知っている情景が浮びあがりました失恋ものではあるけど、ある種良い思い出のような味もしますようやく夏が終わった今読んで良かったと思いました1000字ちょっとでギュッとつまったエモを浴びれるので是非(俗っぽい言い方でごめんなさい…おすすめです!)
届かなかった想い。気付けなかった恋心。サンダルを脱ぎ捨てた彼女は今、確かに自分の足で地に立っている。そして自分の道を歩いていく。目に浮かぶような美しくも切ない文章が素敵でした。素晴らしい作品をありがとうございます!
2000文字にも満たない世界で、このような悲恋を描けるのは凄いこと。幼い頃からの仲の良さは、ある時には呪縛にもなって、それが特別であることを本人たちから忘れさせてしまうのがよく分かる。個人的にバッドエンドの物語は大好物ですので、こういった作品は結構読み返してしまいますが、これはちょっぴり寂しくてバッドエンドとはまた違った後味が残りますね。胸が締め付けられるような、そんな気持ちになりました。
逃げ出した過去から抜け出せず、一歩踏み出すことができない女性の短編。最後、ようやく一歩を踏み出した主人公のさまが爽やかです。