「ひろと」と「はるか」…知らずに再会した2人が惹かれあう。そんな物語。
家も隣同士で、年齢も同じ。
毎日一緒に過ごしていた男の子と女の子。
男の子の名前は「桜井寛人」
女の子の名前は「佐藤遥香」
「ずっと一緒にいるんだ」とニコニコと笑い合う2人……両親もそんな2人を笑顔で見ていた。
遥香は人見知りで、いつも寛人の後ろに隠れていて、寛人の前でしか笑顔になれなかった。
寛人は遥香の笑顔が大好きで、僕が守るんだ! と小さいながら心に決めていた。
少し時が過ぎ、小学校3年生になってすぐのある日、そんな日常が予想も出来ないまま終わってしまった。
前触れもなく、突然訪れた2人の別れ。
寛人は遥香に、遠くに引っ越しをする事実しか伝える事ができなかった。
寛人が最後に見た遥香の顔は……大好きな笑顔ではなく、泣き顔だった……
離れてしまった「ひろと」と「はるか」
7年の時が過ぎ、2人の生まれ育った場所とは違う、遠く離れた場所……
西城市に舞台を変えて、高校1年生になった寛人は西城高校へ入学し、遥香は東光大学附属高校へ入学する。
2人は「吉住寛人」「相澤遥香」として、お互いに幼馴染だと気付かないまま再会する。
2人は気付かずに惹かれ合うが、会えなくなった幼馴染への想いに悩まされ、そして乗り越えていく。そんな「寛人」と「遥香」を繋ぐ恋の物語。
※更新は1週間に1~3話です。
※なろうにも同時掲載してます。
【ハーレム・即落ち・ざまぁ・イチャイチャしてるだけ等は一切ありません。ひとつの物語として書いてます。そういうのをお求めならお勧めできません】