概要
五年間で六回転校。誰も教えてくれない人生に葛藤する小さな帰国子女。
小学生の瀬那くるみ（セナクルミ：私）は五年間、父親の仕事を機にアメリカへ移住する。
ごく普通の生活を送っていたはずなのに、六回も転校を繰り返すなんて……。
毎年環境が変わり、子どもならではの考えや成長がたっぷり詰まったエッセイ。
現地校、日本人学校、日本の学校、日本人家庭教師、アメリカ人家庭教師、社長夫人との英語勉強会、家族での英語勉強会、母との国語勉強会。
帰国子女の中でも変化が多い波乱万丈ライフを書き綴る。
★経歴★
小学ニ年生
歌葉小学校 ⇒夏にアメリカの新学期に合わせて，地元の小学校を離れる（アメリカの新学期：8月下旬）
エパソンエレメンタリースクール ⇒引っ越し先の現地校に転校（幼稚園～小学三年生対象）
ノース日本語補習校 ⇒冬から通い始めた日本人学校（幼稚園から高校生対象
ごく普通の生活を送っていたはずなのに、六回も転校を繰り返すなんて……。
毎年環境が変わり、子どもならではの考えや成長がたっぷり詰まったエッセイ。
現地校、日本人学校、日本の学校、日本人家庭教師、アメリカ人家庭教師、社長夫人との英語勉強会、家族での英語勉強会、母との国語勉強会。
帰国子女の中でも変化が多い波乱万丈ライフを書き綴る。
★経歴★
小学ニ年生
歌葉小学校 ⇒夏にアメリカの新学期に合わせて，地元の小学校を離れる（アメリカの新学期：8月下旬）
エパソンエレメンタリースクール ⇒引っ越し先の現地校に転校（幼稚園～小学三年生対象）
ノース日本語補習校 ⇒冬から通い始めた日本人学校（幼稚園から高校生対象
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!これから家族で海外生活する人全員必読！子供目線のアメリカ生活体験記
親の都合でいきなり日本語の通じない環境に放り込まれる子供の苦悩と不安はどれほどでしょうか？
かくいう私も、今子供連れでアメリカに住んでます。アメリカは全土で日本人学校（日本語で月〜金まで勉強を教えてくれる学校）が４校しかないので、ほぼほぼ主人公:筆者と同じように平日は現地校に通うことになります。
駐在している親の体験記やブログはよく見かけますが、ここまで子供目線で体験を綴っているものはなかなか無いので、とてもリアルで貴重です。読ませていただきながら、自分の娘も渡米したばかりの頃こんな風に感じてたのかなといろいろ考えさせられました。アメリカ内でも地域で雰囲気は全然違いますし時代での違いもあ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!言葉の壁は、意思疎通ができなくなるだけではない。
ある日突然、あなたが全く理解できない言語を話す場所に放り込まれたとします。
身振り手振りをして、必死にコミュニケーションを取ろうとするかもしれません。
ですが、何日も何週間もそれが続けば、通じない苛立ちや不満は募り、ストレスが膨大に膨らんでいきます。
最初は、必死に耳を傾け、話しかけてくれる人もいたでしょう。
だけど、余計な時間をとられるからと敬遠されるかもしれない。
関わり合うのは面倒だからと、無視されるかもしれない。
そうなれば、孤独や絶望を感じてしまい、だれかとコミュニケーションをとることを放棄してしまうでしょう。
ひょっとすると、生きることも捨ててしまうかもしれない。
言葉の壁による…続きを読む