概要
やめろ、初手に大ライス&カレーは自殺行為だぞ
S級パーティを円満追放されることになった俺は漂着神コラーボの導きによって、送別会を限定ダンジョン【すたみな太郎】で行うことになったが、完全に油断していたS級パーティは10分で全滅。生き残っているのは追放された俺ひとり! 残り時間は110分。恐怖のダンジョンアタック、食うか食われるか。
※本作はフィクションです。実在する人物・飲食店・異世界等とは関係ありません。
※本作はフィクションです。実在する人物・飲食店・異世界等とは関係ありません。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!すたみな太郎文学の最新鋭
誰でも一度聞いたことがあるだろう「食べ物で遊ぶな」という言葉を。
明確な宗教の無い日本国において、それは数少ない共有された禁忌であるかもしれない。
だが、唯一すたみな太郎においては、
その禁忌を破り、食の可能性を広げた悪ふざけみたいな食事が許される。
この小説は、そんな食の遊園地、すたみな太郎の魅力の一端を書いたものである。
物語としては近年の追放系の流れを汲みつつも、
ざまぁ要素はなく、むしろ一寸法師系統のクラシカルな英雄譚と言っても良いかもしれない。役に立たないと思われた主人公による恩返しである。
これが心に染みる。
勿論、インターネットプロレタリア文学こと、
すたみな太郎文学に対する…続きを読む