　ドグニチュード。

　力の規模を示すこの単位が生まれた歴史は比較的新しい。ドグニチュードという単位が作られてからまだ100年も経過しておらず正式な採用に至っては半世紀をようやく越えようという具合だった。

　ドグニチュードは魔物の力の規模を比較的分りやすく示すために編みだされた単位である。地球でいわれる地震の規模を示す単位のマグニチュードとほぼ同じエネルギー量を発揮する魔物が対象となり、ドグニチュード１はマグニチュード１と全く同規模のエネルギーを発揮する潜在性を示す。更に示量的に説明するなら「102mlの水を2万回

　take４はここで終わりです