注文をどうぞ ただしクマのぬいぐるみ限定です

(このたびは、「迷イ猫 連絡求ム」の参加ありがとうございます。
一話完結のほのぼのストーリーなので、てっきり企画に当てはまる話を投稿されると思っていました。
なるほど、そうきましたか)


クマのぬいぐるみを取り扱っているお店にいろんなお客さんが訪れて……というのが物語の流れです。
二十四日までにクマのぬいぐるみを七十体用意したり怪獣の足をつくったり、興味深い注文が目を引きました。

舞台はお店。キーはクマのぬいぐるみ。この縛りだとネタが尽きそうかと思いきや、いろんなバリエーションのほのぼのを楽しめます。

他にもストーリーの膨らませかたもすごいと思いました。
ストーリー自体はシンプルでありながら、意外と文字数が多いのです。
「ムダが多く、もっとスリムにできるのに」という意味ではありません。
短くしようと思えば削ぎ落とせるのです。
しかし麻々子様はていねいに描写しています。
よって各一話が厚いのです。

ほのぼのとした物語を読みたいなって人はオススメです。

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