僕が手にしたのは、きっと希望だった。

 主人公は荒廃した道を、一つのスマホを手に進む。
 途中で宿の主人に「どこから来た?」と尋ねられ、主人公は素直に答える。
 主人公が来たのは科学と自然が融合した都だった。しかし、そこに正体不明のバグが現れ、いつまで現行のシステムが持つか分からない。だから、主人公は父が残した新システムを取りに西へと向かっていたのだ。相棒であり、父の遺言を記録したスマホを手に――。
 やっと廃墟と化した父の研究機関区域に着くが、そこはバグの巣窟だった。
 しかし、スマホのおかげで難を逃れ、父が開発したものを見つけたが……。

 思わずスマホに感情移入してしまうこと間違いなし。
 そして最後にはほっとできました。
 これがたったこれだけの文字数とは、信じられませんでした。

 是非、御一読下さい!

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