概要
能力者が使う能力は、美しいモノばかりではない。
天流川御男(てんりゅうがわみお)はある日学校で、自身の能力で鷹茶綾(たかちゃあや)を意図せず転送してしまう。御男の転送能力は自らの尿を使用する為、転送後の綾は男子トイレで尿まみれになってしまった。警察沙汰となり、御男は連行され取調室に連れて行かれる。そこで待っていたのは刑事の母親だった。母親は御男が能力者である事を知る数少ない理解者であり、そして一番の被害者でもある。御男の能力のいくつかある発動条件のうち、好意のある相手のみという縛りがあるのだ。御男が能力をコントロール出来るようになったのは、母の愛情(しごき?)の賜物である。
御男の能力のさらなる被害者となってしまった綾ではあるが、彼女も唾による転送能力者である。
今回の転送事件で御男も能力者である事を知り、能力者の保護や能力の抹消を目的と
御男の能力のさらなる被害者となってしまった綾ではあるが、彼女も唾による転送能力者である。
今回の転送事件で御男も能力者である事を知り、能力者の保護や能力の抹消を目的と
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