概要
あなたがどんな人かは、魂を見れば、わかる。わたしは精霊使いだから。
第1部
狼憑きの青年・バルクは、仲間と共に聖域とされる洞窟に侵入し、その主人である神獣を呼び覚ましてしまう。辛うじて生き残った彼を救ったのは、精霊使いの守護者・リコ。二人は目覚めた神獣を再度封印しようとするが、そこに現れたのは…。
第2部
「光の来訪者を探せ」
訪れたのは、混沌の渦巻く大都市、帝都ローグ。
ーこの街は休むことがない。おかげでいつも濁っている。そして淀みに澱のように闇が溜まる。細い路地に。終着駅に。
ー地上に混沌、地下に闇。光はどこにある? どこにいる? 姿を見せて。
第3部
過ぎ去る者。忘れられる者。それが、あたし。
人から認識されない少女・ナナカは、毎夜夢に現れる美青年にいっときのぬくもりを求めて身を委ねる。
かつていた世界にあった歌が失われていることに気づいた
狼憑きの青年・バルクは、仲間と共に聖域とされる洞窟に侵入し、その主人である神獣を呼び覚ましてしまう。辛うじて生き残った彼を救ったのは、精霊使いの守護者・リコ。二人は目覚めた神獣を再度封印しようとするが、そこに現れたのは…。
第2部
「光の来訪者を探せ」
訪れたのは、混沌の渦巻く大都市、帝都ローグ。
ーこの街は休むことがない。おかげでいつも濁っている。そして淀みに澱のように闇が溜まる。細い路地に。終着駅に。
ー地上に混沌、地下に闇。光はどこにある? どこにいる? 姿を見せて。
第3部
過ぎ去る者。忘れられる者。それが、あたし。
人から認識されない少女・ナナカは、毎夜夢に現れる美青年にいっときのぬくもりを求めて身を委ねる。
かつていた世界にあった歌が失われていることに気づいた
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!間違いなく名作。作品世界に溺れていくとは、こういうこと。
『狼憑き』と呼ばれる青年バルク。仲間を失い、自分も深く傷ついた彼が、魔物たちと一緒に『塔』で暮らす少女──リコと出会うことで始まる物語。
声を失い、不思議なほどに無垢な彼女は、魔物や精霊たちに『守護者』と呼ばれる存在で……。
*
以前からフォローさせていただき、序盤からあまりにもヘキすぎてじっくりゆっくり拝見していたのですが、この数日はノンストップで最終話まで貪るように読んでしまいました。章ごとにきちんとした解決が描かれているので読み止まれる場所もあるのですが、物語全体を貫く問題が露見したあとの後半パートはもうまさに『待ったなし』。今自分の連載を抱えておらず、読むことに集中できる状…続きを読む