フランスに関係する話が多めです。 お気遣いでの読み返しは必要ありません。
読後すぐに良い言葉が思い浮かばない、そのくらい素晴らしい作品でした。重たい内容が話の筋にありますが、それをあまり重たく感じさせない主人公の性格も魅力的。暗い背景を背負った少女と、その少女と話を…続きを読む
質の高いショートフィルムを見ているような感覚になる、これはそんな小説です。のらりくらりと自由に生きている「フウ」と、赤と黒の絵を描きながら何かに怒っている「黒姫」の、軽やかそうで実は濃密な心の交流…続きを読む
風花さんは黒姫さんを笑わせたい。言ってしまえばそれだけなのですが、どうして彼女を笑わせたいのか、ひいてはなぜ彼女は笑わないのかと言うところにフォーカスが当たっていき、二人のやり取りに引き込まれて行…続きを読む
主人公の『適当女』こと風香は、周りに合わせるのは上手いけど、実は他人にとことん興味がない。一方の『性悪女』こと黒姫は、父親が殺人犯だったせいで平凡とは程遠い、後ろ暗い人生を送っていた。そんな二人…続きを読む
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