あまり寒くない咲いてない咲いている

ロング？ストレート？ポニーテール

怖いことなら　たくさんある

寝ること　夢　朝　起きること

太陽なんて美しすぎて目を細めたよ

安心して　不安になって

揺らぐ瞳にコンタクト

目の前にある楽しそうなことに飛びついた

そんなノリいい奴らと馬鹿騒ぎ

どんちゃん　どんちゃん

どこにもいけねえ！　なんもねえ！

「本当か」

怖いことなら　たくさんある

嘘がばれる　陽キャがばれる

笑いが乾いてる　目が見開いて

「楽しくない？」いや、これはいいよ

「大丈夫ですか？　休みますか」

うん　うん　うん　優しいなあ

とっても息苦しくなっちゃんだ

「楽しい」は「楽しくない」

『いや、楽しいよ。それってサイテーな奴じゃん』

「休みますか？」は

『こんな刹那主義を気にするなんてさあ』

「なんでだと思う？

　それは、お前を認めたから

　お前の負い目は、お前の後悔

　その後悔は、俺の後悔、俺の後悔もお前の後悔」

『なにそれ』

「どんな見てくれになろうとも

　どんな空元気でも、本気でふざけていても

　怒られようと、ご飯を抜きにされようとも

　ここはたくさんの命で溢れている」

≪兄弟≫

「その、ポニーテールやら、とても、よく似合っている」

『似合ってる？』

「ああ、似合っている」

『流石。俺の兄弟だ』

「……ん、ありがとうな」

熱い粒が頬を伝う

ただ嬉しい、隣の体温

まだ素直になれないけれど

隣に兄弟がいれば、少しだけ

世界に優しくなれるような気がするんだ