熱さに負ける
布団から
出る前にピッと押した
出る時にぬるい風が
ほしくてピッ、と
アラームに起き上がり
ちらりと体を触ると……
汗をかいていた
部屋は温風の寝床になり
サウナに入っているよう
手元のリモコンを見る
二十三度が二十五度に
まあ、脱ぐのだから
二十三度に戻して
寝間着を剥がし
着替え、寝室を出
ドアを開けっぱなしにしておいた
寒々風が嵐を起こし
帰る頃には
二つの断層に悩まされる
冬はこれだから嫌なのだ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます