蝶が蛾になる

都市のネオンに

郊外孤独

きらきら煌びやかな

眩しくて瞑るなか

目を開けた先は暗闇後悔

あんなにイヤだって

言っていたはずなのになあ

独りになれば こんなもんよ


年の寄るせに

泣く泣く背中

はらはら振りはらう

目をつむり 現実はどこ

目を閉じた先は暗闇逃避

あんなにイヤだって

平気っていっていたのになあ

年月 残酷なもんよ


都市に生きて 都市に殺されて

結局 静かな

森に森に入り込んで

顔もわからなくしてさ

安心してよ現実逃避

そう どうでもいいのよ


どうして どうして 嘆いたって

変わらないから どうしたって

思考停止のステップダンス

これしか知らない


永遠永遠えいえんに 踊ります

街灯の下

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る