「訓戒」を現代風に

物事の善悪を教え、戒めることを「物語」として描いた作品は、昔からありますね。直接言われてもピンとこなかったり、反発感情が生まれたりして伝わらない。けれど、想像をかき立てるお話としてならきっと、と──。
本作を読んだあと、小学生の国語の授業でふれ、少しの恐怖とともに残った「こういうことをしてはいけない」の気持ちが、静かにわきあがってきました。
大人になっても、同じように感じる心を持ち続けたいですね。

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