インターネットの普及で世界はかえって偏狭になりつつある。 出会うはずのないものや人に触れ、常に正しいリアクションをするのは不可能かもしれない。 そんな警句を含んだ作品である。
フロリダ生まれ浅草育ちです。おっさん。
語り手である「僕」はとある女の子のスマートフォンから唐突に現れて、驚く少女に話しかけます。明らかに人間ではない「僕」には目的があるようですが……。インターネットが普及した現代では「何かをやらか…続きを読む
前半は面白くて「ふふ」と笑ってしまうシーンもありましたが、後半で急展開を迎えます。全く想像もできない展開でした。恐ろしく、それでいてどこか納得が出来る部分もあります。「僕は幽霊ではないのですよ」…続きを読む
女子中学生の感情が恐怖→慣れ→恐怖の順で一度慣れてしまったのが後半の恐怖をより駆り立てていると思いました。上げてから落とす。閻魔大王とは思わない容姿、口調、パワハラを心配するところは現代っぽさを感…続きを読む
ある日、中学二年生の女子が帰宅していると、スマホから幽霊――ではないイケメン眼鏡男子の形をした『何か』が現れる。彼が現れた理由は何なのか。何故、小石なのか。その答えの中には、強いメッセージ性も…続きを読む
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