病に冒された少女と、不思議な紳士との会話劇。終わりと思ったことが、次へのステップに過ぎないと気づく時、新たな物語が始まる。
フロリダ生まれ浅草育ちです。おっさん。
小説は、現実から隔たった設定を持っているからといって、主題が、情感が、現実と隔たっているとは限りません。本作は、紹介文からして突飛で、読み進めるとさらに現実離れしていきます。でも、それは本当…続きを読む
日常のなかにふっと出てくる錆びるという表現。酸化というものが、当たり前にあって、感情をトリガーに症状が現れるらしい。主人公は酸化している少女。話すときに喉がキーってスキール音を立ててしまう…続きを読む
タイトルの『酸化少女』が強すぎます。少しでもこの文字に惹かれたら、絶対読むべきです。私もタイトルを見てなんだろう?となり、あらすじを読んでなんだろう?となり、タグを見るとガールミーツバスジャ…続きを読む
わたしは酸化している。と、出だしから意表をつかれます。バスジャック犯がバスジャックしようとした理由もすごいです。作者様の短編節。変わったお話です。独特の世界観がいいです。ラブストー…続きを読む
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