赤い髪の巫女がもたらすのは、殺戮という名の災厄か、慈愛という名の幸福か

 幼少の頃の記憶を持たない主人公は、それ以外、普通の幸せな生活を送っていた。
 18歳の誕生日を迎え、しばらく経ったある日、それまで育ててくれた母親に頼まれ、ある場所を訪れる。

 その場所で出逢った美しい男性に、半ば、連れ去られるようにして、壁の反対側にやってきた。
 そこは、雪のような降灰のために、疲弊し荒んだ、今までとは別の世界だった。
 更に、この世界の人々は、皆、揃って、主人公を敵視し、憎悪の感情をぶつけていた。

 これを、冷静に観察する主人公は、この先、どう動くのか、とにかく気になる。
 プロローグ部分の出来事を、主人公に語らない、この国のいく末さえも気になる。

 ここまでの、この物語のおもしろい……を、皆さまに!
 これからの、この物語の続きの期待……を、作家さまに!
 応援の意味を込めて、レビューを認めてみた。読んでほしいと思える物語のひとつである……。

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