これは、著者さまの『黒歴史』である。
うん! タイトルにもそうあるし……。
そして、『痛い!』お話、なのである。
あらすじの欄に、適切に、それはもう適切に、ひとことで表現されてるし……。
著者さまにとっては、ほんの刹那のあいだの出来事だったはずである。でも、考えてしまうことはこれほどまでのモノになるのである。皆さまだって、こんな経験したことがあるでしょう?
わたしだって、つい先日……。確かに、こんなことが頭を過った。
どんな悲劇に見舞われたのかは、是非、覗いてみてほしい。
きっと、その、『痛い!』に顔を顰めながら、お尻を摩りながら……、でも、思わず笑ってしまうことだろう。
しかし、著者さまが、ご無事でなによりである。
深夜のテンションで読んだから爆笑したわけではありません。
『階段を落ちる』
というこのたった一つの事実における作者雨杜和様の筆力が凄まじすぎるのです。
えぇ、彼女はただ階段から滑り落ちていたわけではありません。
そこは、Web作家らしくドラマチックに落ちて行きますよ。
「マジで、その瞬間にもそのノリなん!?」
って驚愕しますよ。
もしもリアルでその瞬間を見ていたら、きっと私は心配するでしょう。ですが、同時に爆笑するでしょう……。
怪我をしなかったみたいだから黒歴史で済みますけどね、えぇ。
一歩間違えたら大怪我ですよ。
それにしても、こんなにドラマチックに階段から落ちる人いる!?