その席を巡り繰り広げられる下剋上。そこに在るのは、戦略、知略、少しの運

 多くの人々がごった返す、ここは戦場!

 遅れて参戦した者たちの目の前には、すでに、至高の玉座に座る王たちの姿が……。そこでは、ある者は眠り、ある者はスマホをもてあそび……。

 今日もその戦場では、王たち以外の様々な思惑が重なり合い、せめぎ合いが繰り広げられている。
 この争いに、必然的に巻き込まれていく主人公も、王太子、そして王への成り上がりを目指すのだが……。そんな主人公の前に、あるアイテムが顕現する。
 そのアイテムを手にした、この物語の主人公は、戦乱の中を駆け抜けていけるのか……?

 この物語を読後、読者の中には共感を得る者も多いだろう。経験したことのない読者にとっては、良い経験談となることだろう。この争いは、幾度も繰り返されているのだから。

 それだけに、おもしろい! ……と、わたしは思うのだが、読者の目には、どう映る?

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継承争い

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