◯◯を拾う? くらい小さな願いが叶う魔法。それがノートに書かれた魔法陣

 中学生とはノートに魔法陣を描くものだ! 描くものらしいのだ。ん……?

 この物語の主人公も、授業中だというにもかかわらず、せっせとノートに精緻な魔法陣を描いていた。
 どれくらい精緻かというと……、100円のボールペンのインクが、ほぼほぼそれだけで使い切れてしまうくらい……らしい?

 その、精緻な魔法陣を描いたことの達成感に、主人公が思いきり浸っている時だった。
 その魔法陣から妖精を名乗る生き物が召喚され、自身をリリパットと名乗った。

 さぁ、それに、相対する主人公……。
 総称に対して偽名を名乗ったり……。とにかく、ふたりのやりとりが楽しく、そして、なかなかにシュール!もう、いろいろと、本文から探してみてほしい。

 さて、主人公が100円を拾ったくらいに、小さな願いとは……なんだと思う?
 そして、この大きなオチの後にくる現実は……どんなだと思う?

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魔法陣