ひまわりの氾濫 ―ゴッホの芸術と人に迫る―

作者 いすみ 静江

素敵な浪漫飛行ならぬ時間旅行でした!

  • ★★★ Excellent!!!

偉大な芸術家の生い立ちにスポットをあて、現代の高校生二人がタイムトラベルしながらその秘密を探っていくストーリーです。

こう書くと堅苦しくなりがちですが、コミカルな高校生二人のやりとりが楽しく、偉大な芸術家の人間臭いストーリーもポップに描かれてますので、楽しく最後まで読むことができます。

題材も知っているようで知らない人物を取り上げてありますので、意外な一面や生い立ちが知れることも、この作品の魅力かと思います。

芸術と科学の側面から調査したり、時にはすれ違いながらも寄り添う二人のストーリーも見逃せません。特にラストは、静かに感動を引き起こす温かい読後感となっています。

一人の偉大な芸術家も、名を成すまでは苦悩の連続であり、その人生で何を見つけようとしたのか、興味のある方はぜひ一度読んでいただけたらと思います!

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