ひまわりの氾濫 ―ゴッホの芸術と人に迫る―

作者 いすみ 静江

ひまわりを求めて旅をして。ゴッホの一生の物語

  • ★★★ Excellent!!!

皆さんはあの名画『ひまわり』とそれを描いたゴッホにまつわる物語を御存じでしょうか?
主人公菊江ちゃんと幼馴染の壽美登(すみと)くんはゴッホの生を探るため、過去へと遡る時間の旅に出発します。
生誕してからこの世を去るまで。ゴッホの一生を辿り2人の高校生が見たものは一体何だったのでしょうか。

私ですね、この作品ですごく感動しまして、こういったものはぜひ美術の教科書に載せて欲しいです。美術の教科書って普段画だけのように記憶しているのですけど、本来はこういう画家の人生を辿ることで得られると見解という物が存在するのではないでしょうか? 絵を知ることは画家の人生を知ること、そして人生から紐解かれる絵画がある、そのように感じています。
親愛を求め、認められることのない絵を追求し、心の病に侵されながら不器用に生きたゴッホの人生を追った一作にカクヨムをやっていて良かったと心から感動しました。
キャラクター同士の会話も巧妙で、いすみスタイルといいますか、行間を読ませるような会話のやり取り。オリジナリティを追及され読みやすく心を打つ、とても心地の良い物でした。
この作品の溢れる魅力は私の拙いレビューでは伝えきれません。
ぜひ、読んで作品の素晴らしさを感じて頂きたく思います。
とても素敵な作品です。

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その他のおすすめレビュー

★★★ Excellent!!!

本作は、誰もが名前は知っているであろうフィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホによって描かれた、ひまわりの絵を巡る物語です。
理系女子・菊江と、芸術系男子・壽美登。
二人とひまわりとの出会いから、不思… 続きを読む

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