溶ける魔法と解けない魔法

溶けそうになる熱気や音に包まれて謎の一体感と共に浮世離れした気分になる。一度でも音楽フェスに行ったことがある人ならよくわかる感覚だ。
音楽やアーティストに全然興味がなくてもこの"お祭り感"は寛容で誰もが特別な気分になれる。私自身は一曲か二曲くらいしか知らないのだけどACIDMANが好きだった軽音部の頃の友達のことを思い出した。
ブレインダムドってぷよぷよのアレですよね?この意味が直接的には杉山さんを、関節的には田中さんを指してて、魔法で溶けかかったもの(記憶)とそれでも解けなかった魔法(絆)のが韻になってて素敵と言っていいのかわからないけれどこんな形のロマンチックもあっていいよねと思いました。

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