青汁

好きな人が自分を好きでいてくれるならそんな幸せなことはそうない。それも自分が好きでいることを全身全霊ぶつけてアンサーしてくれるそんな人を愛らしく思わないほうが無理というものである。年を重ねて見れば見るほどこの青臭さに全力になれない気がしてくる。それはきっと言い訳だが僕にはこの熱量で青春が描けない。だからってわけでもないがこの物語に、この少年に憧れを見つつ僕は青汁を飲もうと思います。