あまりに異色な旅エッセイ

語り部たる主人公はなんと殺し屋!
しかも想像の斜め上を行く異色の凄腕殺し屋です。
その方法は……まぁ本編を読んでください。

さて、その殺し屋が向かったのはトルコ。
日本での知名度はあまりないでしょう。
未知の国を旅する楽しさ、トルコという国のちょっと変わった国民性、そしてなんともおいしそうな料理の数々!
いろんな角度からトルコという国の魅力、国民性の独特さが分かると思います。
……これも本編を読んだ方が分かりやすいでしょう。

つまり、これはエッセイという体裁をもった旅日記というかロードムービー的なものなのです。
異国を旅する楽しさと、主人公に付きまとう影、それが合わさって独特の物語になっています。

……うん。やっぱり本編をとにかく読んで欲しいですね。

とても雰囲気の独特な物語でした!

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