転生商人 ~神様から貰ったスキルで商売を始めました~

九曜

プロローグ

 俺の名前は#冠城駿一カブラギシュンイチ


 25歳 フリーター 独身


 俺の人生は大学生まではトントン拍子で上手くいっていた。


 だが、大学生を卒業して就職した途端に一気に俺の人生は崩れていった。


 就職した会社は俺が就職して3ヶ月で倒産。そのあといろんな所に就活しては全て落とされ、いろんな業種のバイトを転々と繰り返してた。


 その間も就活はしてたがダメ。ずっとフリーター生活をしていた。





 ある日俺は街をぶらついていた。


「あー、次の面接の日は明日か。今度こそ受かって見せるぜ!!」


 すると目の前の子供が横断歩道を歩いてた。見たところ一人のようだ。


 そう思っていたのも束の間後ろからトラックがやって来た。


 トラックの運転手は子供に気づいていてもなく、居眠りもしていた。


 "このままでは子供が危ない"


 そう思った俺は子供に向かって走った。


 間に合うか!!俺は全速力で走った。走った。


 そうして俺は子供の所に追い付いた。


 俺は子供を押してトラックの前から突き飛ばした。


 よし!これで子供もは無事だ。あとは俺が逃げればOKだ。



 でも、そうは上手くいかなかった。


 もう目の前にはトラックが来ていた。


 もう間に合わない。そう思った俺は踏ん張った。



 ドン!!!!


 俺はトラックに吹き飛ばされて血まみれで地面に倒れてた。


 あー、視界が真っ白になっていく。


 走馬灯が見えてきた。いろいろいとあったがいい人生だったなぁ。



 #冠城駿一__カブラギシュンイチ__# 25歳


 死去 死因 事故死




 ==================================




「あらら、いい子見つけちゃった。この子をこっちの世界に呼ぼうと。カブラギシュンイチ君か、きっと面白いだろうなぁ。」





 こうしてシュンイチの終わりと始まりを向かえた。





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