第8話 何するか決めました
俺は朝飯を食べて、市場へと調査にやってきた。
基本、市場には野菜とかの食材が多く並んでいた。そのほかにも雑貨とかあった。
それに屋台もたくさんあり冒険者とか仕事に行く人が買っていってる。
やっぱりやるとしたら屋台かな。食材とか雑貨は売るとなると被る可能性が高いからやめといた方がいいだろうし。ここにないのをやった方が儲けやすいからな。
今はそういうのが思い付かないからなぁ、ら料理した方がまだやっていけると思うんだよ。
一旦市場を全部見てまわろう。
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ある程度見てわってきた。
いろんな屋台を見てきたし食べても来た。
10件ぐらい食べてきた、おいしかった。まずいのもあった。ゲキマズのもあった。
ほとんどが串焼きとスープばっかりだったが、中にはサンドイッチみたいなのあったしタコスみたいなものあった。それはかなり美味しかった。やっぱり美味しい店は並んでいたよ、そういうお店に負けないぐらいの料理を考えないと。
俺は考えながらまたいろいろとまわってきた。
うーん、パンのサンドも多かった。
考え付くのはハンバーガーとかポテトもいいなぁ、ファーストフードが売れやすそうだ。
それだと似たようなもの多いから難しいかも知れんな。
こう考えると麺類みたいなのが一個も見当たらなかったなぁ。
うどんとかパスタがいいのかも知れない。
よし、決めた!うどんにしよう!
うどんなら簡単だし安くできて儲けることもできる。さらに物珍しいからみんな買っていく可能性もある。
よし!これで行こう!さっそくギルドに行こう。
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商業ギルドに来て、俺は整理券を受け取って待ってた。
「12番の方!どうぞ!」
俺の番が来た。そして受付の席に座った。
「こんにちは、シュンイチさん。昨日ぶりですね、今回はどの様なご用ですか?]
「こんにちは、マリアさん。今回はですね、市場でやる屋台を決めたのでそれの手続きをお願いしたいのですが。」
「わかりました。ではこの書類に記入をお願いします。その間に屋台がやれる場所を調べてくるので少しお待ち下さい。」
マリアさんが探してくる間に俺は書類を書いていた。
名前にランク、どういう屋台なのか開業費に開業日。その他諸々を書いているとマリアさんが帰ってきた。俺が書き終わるのを待っているようだ。なので急いで書き終えた。
「お待たせしました。こちらが地図です。それでこちらの場所がシュンイチさんに出店してもらうところです。」
教えて貰った場所は西側の入口の側だった。
意外にもいい場所ではないか。
「それでですね、屋台に関してはどうなさるのですか?」
「そうですね、うどんという料理を出したいなと思うのですが。まず屋台を確保しないと行けないのです。あとその他の物はある程度確保できるのですが。」
「それででしたらギルドが屋台をお貸しできますよ。」
「本当ですか!!ならお願いします!!」
「わかりました。屋台の貸し出し量は1日銀貨1枚です。あとでまとめて支払いも可能ですので、しっかりと保管してくれればいつでも返却可能です。ですが壊してしまった場合は罰金と修理費用を払って貰います。それでも大丈夫ですか?」
「はい!大丈夫です!」
「では、明日屋台を取りに来て下さい。ギルドは24時間対応してるのでいつでもどうぞ。」
「わかりました。明日の朝に取りに来ます。」
「では、明日のご来店をお待ちしております。」
「ありがとうございました。」
俺は宿へと帰っていった。明日の準備をしなきゃだしな。
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