第5話 町をぶらりと

 うーん、朝はいい目覚めだ。

 久しぶりのベットだからなのだろうか熟睡したみたいだ。


 朝起きた俺はまず顔洗いに下へと降り外にある井戸に向かった。

 井戸の場所は昨日のうちにマルカさんに聞いといた。マルカさんというのはこの宿の女将さんだ。


 井戸から水を汲み、タオルを水に浸して顔と体を拭いていった。

 うーん、気持ちいいな!さっぱりした。

 ついでに歯も磨いといた。歯ブラシはさっきスキルで買っといた。


 顔を洗った俺はそのまま食堂へと向かった。

 席に座り朝食を頼んだ。朝は1つしかなくてそれを頼むしかないらしい。


「お待たせしました。どうぞ。」


 来たのはパンと野菜スープにベーコンエッグみたいのだった。

 食べた感想はパンがとても固かった。ぞくに言う黒パンだった。別にまずいという訳ではい、とても固かっただけだ。普通に食べれる。

 スープとベーコンエッグはとても美味しかった!朝からこれが食べれるのはとてもありがたかった。


 そして満足した俺は一旦部屋に戻り、持っていく物だけをとり(特になにもないけど)宿を出ていった。


 まず、向かったのは市場だ。マルカさんが言うには西側の方に行けば市場がやっているのことだ。そこでいろんな物があるから楽しめることなので市場に来たわけ。


 俺は市場を見てまわっていた。野菜に肉に魚。その他にも武器とか薬草とか薬などいろんな物も売っていた。それに屋台もあった。


 屋台に寄ろうと思って、どこかないかなぁと探していたらいい臭いがする屋台を見つけた。


「すみません、ここはなにを売っているんですか?」

「へい、いらっしゃい!ここはオーク肉の串焼きを売っているよ!一本銅貨3枚だよ、どうだい一本?」

「それじゃあ、、2本下さい。」

 俺は財布から銀貨1枚を出した。

「へい、まいどあり!お釣りの銅貨4枚ね。それとオーク肉の串焼き2本おまち。あついこらきいつけな。」

「はい!ありがとうございました。」



 俺は串焼きを持って座れるところを探して、見つけたところに座った。

 あぁ~、いい臭いだ。うまそうだ。

 パクッ。う、うまい!!このタレと肉が絶妙にマッチしてる。あー、口に溢れんばかりの肉汁がまたさらに旨味を感じる。


 2、3分で串焼きは食べ終わった。

 あー、満足だ。また食いたいな。リピーターになりそう。他にも美味しい屋台があるかも知れないからもう少し見てまわろうかと思ったが太陽がもう真上に来ていた。

 もう昼なのかぁ。もう1つ行きたい所があるから市場はまた明日に来ようと。


 そして俺は市場を後にして別の場所へと向かった。

 その場所はこの町の中央に建物がある。

 その建物の名は商業ギルド。

 この世界にはギルドがあることがわかった。

 他にも冒険者ギルドに魔道具ギルドといろいろあるっ言うことマルカさんから聞いた。


 俺は中央に着いた。そして商業ギルドを探して見つけた。


 よし!これから商人になるぞ!

 俺は新たなる一歩を踏み出したのだった。

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