第3話 転生した場所は・・・

俺は寝ていた。


目が覚め、体を起こしてみるとそこには辺り一面に木が生い茂っていた。

俺は叫んだ。




「ここは、どこだーーーーーーー!!」


そうすると上から一枚の紙が落ちてきた。それを手にとり、内容を読んでみた。



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拝啓 カブラギシュンイチ君


これを読む頃には叫んでいるんだろうね。

"ここはどこだー"ってww

いやーごめんね。ミスって転生する場所を間違えちゃった。てへペロ。

すぐさまに君が居る場所を発見できて良かったよ。

君がいる近くには小さい町があるからそこを目指してね。

じゃあ、気を付けて二度目の人生を楽しんでね。バイバーイ。



主神より


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おいおい、なにやってるんだよ主神のやつ!

まぁ、主神が言うには近くに町があるみたいだからそこに向かうか。ここに居てもやることないしな。



俺は森を歩いていた。


「それにしても人の気配もないな。本当にこっちであってるのかよ主神よ。」



そういうのには訳があり、メモには地図もあり町までの道のりが載っていたのだ。

どれぐらいで着くのかは載ってはいなかった。


それから直ぐに辺りが暗くなってきた。


「ここらへんで、休んであとは明日にでもするか。てか、腹へったなぁ、スキルでも使ってみるか。」



どうやって使うのか考えてみた。一応スキル名でも言ってみるか。


「【取り引き】!!」


すると目の前に1つの画面がでてきた。


「なんだ、これ。ショッピング画面みたいだな。操作してみるか。えーと、欲しいのは水と食べ物かな。みずはっと、あったこれでいいか。食べ物はこのパンにするか。いつも食べてたやつだしな。これをカートに入れてっと。購入画面が出てきたな、どれにお金をいれるんだ?そもそもいくら持ってるんだ?」



そうしてポケットの辺りを探してみたが何もなかった。そういえば収納のスキルがあったな。そこの中にあるかも。

そうしてボックスを開けてみると中には案の定お金が入ってた。

ボックスから取り出してみると中には金貨と銀貨、銅貨も入っていた。


「意外にも入っているぞ。主神はケチではなかった訳だ。それでこのお金をどこに入れるんだ?お金を画面に近づけてみるか。」



金貨を画面に近づけてみると金貨が画面に吸い込まれていった。


すると画面に購入完了の文字が浮かび上がり最初の画面に戻っていた。


それから直ぐに水とパンが目の前に現れた。


一応、残額を見てみた。

残り9700円と書いてあった。

この計算だと金貨1枚は日本円で一万円ということらしい。



「これでいいんだよな、食べてみるか。」


食べてみるとうん、いつもの味だ。

これでしばらくは食料には困らんだろ。

あとはもう寝るか。そうして俺は眠りについた。




朝になった。

俺は朝に昨日と同じものを食べてから歩いきだした。


なぜか、ここまで何も襲われることはなかった。【幸運】が作用してるのだろうか?


それに時々歩きながら鑑定していったら、薬草を見つけては採取していった。


それから転生されてから3日たった。

やっと町についた。



「やっと、着いたー。これでやっとまともな食事とベットにありつけるぞー」



俺は町に向かって走っていった。




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