概要
童話を受け継ぐ彼らは何を語り、何を伝えるのか?
人間、獣人、機械人形……様々な種族が暮らすネバーランド(夢の国)。長きに渡る『童話戦争』も終わり、平和が訪れた─────そう思っていた。
突如、国民が異形へと姿が変わる原因不明の病が流行り始めた。その病の名を『怨毒』。怨毒となった者は超人的な異能力というものを身に着ける。ある者は炎、ある者は空気、ある者は精神を……
そんな異形である怨毒を倒す組織がある。その組織は『ストーリア』。怨毒に比較的近い存在である『エピソーダー』
ある者は赤ずきんに選ばれ、ある者は雪の女王に選ばれ、ある者は人魚姫に選ばれた。童話に選ばれた少年少女は世界から消えた童話を受け継ぎ、怨毒を倒し真の平和を目指す。
しかし、この夢の国で怨毒化を促し、再び血に濡れた歴史を作ろうとする英雄(ヴォートル)が彼らに牙を向く……
突如、国民が異形へと姿が変わる原因不明の病が流行り始めた。その病の名を『怨毒』。怨毒となった者は超人的な異能力というものを身に着ける。ある者は炎、ある者は空気、ある者は精神を……
そんな異形である怨毒を倒す組織がある。その組織は『ストーリア』。怨毒に比較的近い存在である『エピソーダー』
ある者は赤ずきんに選ばれ、ある者は雪の女王に選ばれ、ある者は人魚姫に選ばれた。童話に選ばれた少年少女は世界から消えた童話を受け継ぎ、怨毒を倒し真の平和を目指す。
しかし、この夢の国で怨毒化を促し、再び血に濡れた歴史を作ろうとする英雄(ヴォートル)が彼らに牙を向く……
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!緻密に練られたストーリア
斬新かつ難しい設定を、細部まで彩られた筆運びで鮮やかに描いています。
第一話の時点で世界の概要をあらかた理解できるようになっており、そしてスピード感のある戦闘も楽しめる。文句無しです。
また、節々から作者の持つセンスが溢れ出し、見る者を魅了します。
主人公の能力(エピソード)名は「赤ずきん」——しかしそれは「狼としての力」を行使するもの。こういう感覚、私は大好きです。
さらにそういった力を使う者たちを「エピソーダー」と呼ぶところも良い。端的に表現された言葉だからこそ力強さがあり、ダークファンタジー的な重みが感じられます。
こだわりのある作品を見たい方に是非とも勧めたいですね。 - ★★★ Excellent!!!御伽噺の魅力を最大限に引き出したダークファンタジー!!
タイトルの通り、この話はそれぞれの御伽噺をモチーフとした力を持ち、ストーリアなる組織に属す主人公達が、怨毒という異形と対峙し倒していく話です。
(本当はそれだけではありませんが、そこは読んで知っていただきたいです)
刮目すべきは、設定の細やかさと説明感を感じさせない自然な筆致、そして流れるような映像的な戦闘描写。
そして、御伽噺のどのような要素を力に取り入れているのか、見てるだけで楽しいです。
ダークなファンタジーが好きなそこの貴方!そしてそうでない貴方も、きっと沼に落ちることでしょう!!
是非にお読みくださいまし!!