第34話 伊緒、懸命に説得を試みる。への応援コメント
もしシリルがあたしを苦しめるんだとしても、全然構わないんだ。それこそあたしの望むところ」
「望むところって言ったら大げさかな? でもそれが人を愛することだと思うから。愛することって甘い事ばかりじゃないと思うし」
深くて素敵な言葉ですね😊
作者からの返信
コメントありがとうございます!
憮然野郎様、こんばんは。
いつもご愛読ありがとうございます!
深くて素敵、とのお褒めの言葉を賜りまことに光栄です。愛して相手を大事にすればこそ傷ついたり苦しんだりすることってあると思うのです。伊緒とシリル、一人の人間と一機のアンドロイドはそこまで深く互いを愛しみ合うことができるのでしょうか。
またお気軽にご訪問下さいませ!
最終話 テントウムシと微睡(まどろみ)への応援コメント
ここまで読ませていただきましたーー。
とりあえず、ハッピーエンドでよかった。
一時はどうなるかと思いました。
とくにシリルが死んだ(身体が破壊された?)ところなんてショックでした。
でも、伊緒ががんばって勉強してシリルを取り戻したことは本当によかったです。がんばったねとほめてやりたい。
ついでに有名人にまでなって(^ー^)
作者からの返信
野林緑里様
お読みいただいた上にコメントに高評価にレビューまで! 深く深く感謝いたします。
実は草稿の時点ではシリルは完全に壊れてしまう(=死んでしまう)予定でした。ただ、人間とアンドロイドとの交流を描くストーリーではアンドロイドが壊れて終わる話があまりにも多かった(個人的感想です)ため、敢えてそれに逆らいシリル生存ストーリーを採りました。喜んでいただけたのでしたらこの上なく嬉しいです。
伊緒とシリル、特にシリルの今後については苦難が続きます。かなりゆっくりとしたペースで進行するかとは思いますが、もしよろしければ彼女らの未来もお確かめください。
またお気軽においで下さいませ。
第33話 まがい物への応援コメント
今話のエピソードは特に内容が深いですね。
なんとかシリルの心を落ち着けようとする伊緒と自分を見失いそうになるシリル。
そんなシリルに対して伊緒がどんな行動をおこすのか、気になりますね!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
憮然野郎様 こんばんは。
いつもありがとうございます。
この章では伊緒とシリルが“心”について問答のようなやり取りを繰り広げます。
この辺りから、この作品のテーマとして“心”がクローズアップされてきたように思います。実は私自身殆ど予期していなかったのですが。
伊緒がどのようにしてシリルを説き伏せたのか、それにシリルは何を思ったのか、今後もご注目いただければ幸いです。
またお気軽にご訪問ください!
あとがき(エピローグ2.まで終えて)への応援コメント
レイスがミラを母体として発生させたシリルは偽りでいいから伊緒の側に立ちたいと願い、今や独立したカウンセリングプログラムのミラは自分の存在は偽りだと最後の役目を果たして消えた。
いい奴たったかはさておき、ゲンゾウの存在感がでかかったですね。ナイスおやじ!
偽りのミラから生まれた偽りの階乗であるシリルは、人間からすればバグでしかないのだけど、時代の転換、ゲンゾウが言いさしたこれからの未来がぱっと開けるようないいラストでした。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
三か四角様
こんばんは。
このように長いお話をここまで読み込んでいただき感謝の念に堪えません。本当にありがとうございます。
“心”を持ったイレギュラーな存在であるシリルが偽りの星灯火を希求するのとは異なり、ミラがデリートを希望するのはカウンセリングプログラムの正しい挙動のひとつなのです。治療が完了したら自らは不要になったと申告して削除してもらうのですね。なんだか悲しいプログラムです。
弦造の言うことはいちいちもっともで合理性があるのがまたなんとも憎らしいところではありますが、その一方で今現在の向こう側まで予見していたようにも見えるあたりに底知れないものを感じますね。
“心”を持ってしまったアンドロイドたちの未来が那辺にあるか。このスケールの大きなお話もいつか書かなくては……
現状ではここでひとまず筆をおいてはおりますが、いずれまたスピンオフなり続編なり公開した折にはどうぞお立ち寄りください。
第九話 天に召すへの応援コメント
ぐわー!いいなあ。
個人的には、ミラの涙はプログラムじゃなくシリルとの共鳴で流れたものだとすると胸熱なので、そうであって欲しい!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
三か四角様
おはようございます!
お褒めいただきありがとうございます。そう言っていただけると私も舞い上がるほど嬉しいです。>褒めて伸びるオッサン
ミラの涙の理由は、果たしてどうなのでしょう。こればかりはシリルの脳機能ユニットを解析してみないことには判りません。ここはもうお読みになった方の感想にお任せいたします。むふふふ。
ただ、私見ではありますが、この時シリルはミラと五感を共有しており、ミラの感情プログラムとシリルの“心”が協調や共調、共鳴をするのは当然あってしかるべきことだなあと思います。
またのお越しをお待ちしておりますー!
第八話 シリルの心への応援コメント
ゲンゾウは研究に関しては真っ当だった。研究者が、自分の半生をかけて打ち立ててきた理論が想定外の数値を出すのを嫌うように、今際の際にやってきたものがまさか『こころ』なんて曖昧なものだとは、どうしても認められなかったんでしょうね。
レイスから発生した感情(バグ)が『人間に隷属していない』ことが真実なら、そこには3原則もアンドロイドの存在意義もあったもんじゃなくて、科学では
到底説明のつかない『いっこの生命体』がぽっと産み出されたのを認めることになる。
うはー、読みごたえたっぷりですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
三か四角様
おはようございます。
>どうしても認められなかった
弦造がシリルに対し腹立ちや苛立ちを隠し切れなかったのは、そういった理由があるからかも知れないですね。
ただ、シリル自身には自発的な欲求がまだまだ希薄ではあるようです。
とは言え、“心”とは何かを模索し、“愛”を知り、それに基づく自己犠牲を行使しただけでも、それは新しい何ものかを予見させるに充分な事実なのではないかと弦造は見なした、のかも知れません。
こちらこそ読み応えのあるコメントいつもありがとうございます!
第六話 心とは身体とはへの応援コメント
すごい考察ですねこれ。なるほどなあと思いました。アンドロイドが人間に寄れないのは、アンドロイドには理由がないからなんですね。生きるために食事をする、だから食事は欲求を埋める行為として美味しいという快感を伴う。でもアンドロイドの食事は人間に寄せようとしているだけで理由がない。
伊緒とは少し考え方がズレるのですが、人間の代用品として生まれたアンドロイドが人間性ーーーもっと言えばアンドロイドを超えた性質を獲得するにはもう、人間でも代用品でもない『なにか』になるしかないと思えました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
三か四角様
おはようございますー(セイバーを観終わって)
こ、これは…… 素晴らしすぎます。実は欲求と心とアンドロイドの相関について、次の第七話「父の頼み」で記しております。
また、ご指摘の通り伊緒はシリルやアンドロイドをいわば擬人化して「人間」と見なしています。
しかし、
>もう、人間でも代用品でもない『なにか』になるしかない
この三か四角さんが見事看破なさった事を念頭においてこの後のお話をお読みいただければ幸いです。意外な何かを見つけられる、はずです。
ここまで掘り下げてお読みいただき、毎度のことながら感謝の念に堪えません。分析力が素晴らしい! 絶賛です! そういう脳がわたしにも欲しい!
またのお越しをお待ちしております!
第二話 朝焼けにもの思うへの応援コメント
ミラの感情プログラムから発生したレイスって、今はミラから独立した感情だったのですね?もし人間が完全義体化できるようになったとしたら、シリルはもう人間と言って間違いないわけか。人間が機械に寄り、機械が人間性を得るなんてなんだか壮大な世界ですね
作者からの返信
コメントありがとうございます!
おはようございます。
三か四角様
シリルの感情プログラム内にあったWraith(レイス)が脳機能内のすべてのプログラムを修復しました。その中にはミラのカウンセリングプログラムも含まれていましたが、これはWraithに汚染されることはなかった「よう」です。おっしゃる通りミラのカウンセリングプログラムはシリルの感情プログラムとは独立したものです。
伊緒の尽力でシリルの人格を認めようとする向きは強まりつつあります。それでもほとんどの人はシリルを「ただの機械」であると考えています。
はたしてシリルは「人」として人々から認められるのでしょうか。
壮大な世界観と言っていただき嬉しいです。ありがとうございます!
またのお越しをお待ちしております!
第一話 思いがけないメールへの応援コメント
伊緒とシリルの続編!ゲンゾウが悪巧みしていても、この身体のシリルはモノフィラメントウィップ使えないから八つ裂きにできませんね 笑 まあゲンゾウはいい奴なんですけども
作者からの返信
コメントありがとうございます!
おはようございます。
三か四角様
はい、続編なんです^^
単分子ワイヤーを持っていなくとも、機動格戦術はインストールされたままかも知れません。
弦造が本当にいい人なのかどうか、それは今後をお読みいただいてご判断下さいませ。
またのお越しをお待ちしております!
あとがき(エピローグ2.まで終えて)への応援コメント
こんにちは。
エピローグの完結、おつかれさまでした!
私自身はパソコンにも人格があるんじゃないかと錯覚してしまうぐらいの性質ですので、ましてアンドロイドなら人間と同様に接してしまいそうですが、一方で冷静にそれは疑似人格・疑似感情だと断じて疑わない人がいるのも理解できます。そういう意味で、エピローグでシリル(ミラ)に両親が出てくるお話が面白いなあと思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
久里 琳様
コンピュータ、性格ありますね! しかもちょっと意地悪な。ここぞという時に機嫌を損ねるんですよね。
余談ですが、将棋でAIと対局する「電王戦」でのドキュメンタリーの予告で棋士のどなたかが「機械だと分かっていながらついその気持ちを汲んでみたくなった」と言った様な事をおっしゃっていました。番組自体は見損ねて悔しい思いをしましたが。
弦造、五十畑、宮木と言った開発側の人間にはシリルの“心”を脳機能上の働きだとみなす傾向が強く、ハルやシリルの級友といったアンドロイド技術に知悉のない人たちはシリルに“心”があると「感じている」ようです。
もちろん人により揺らぎはありますし、伊緒や希美代といった例外はありますが。
久里さんがおっしゃる通り、シリルにとって弦造は本来「マスター」で、ハルはその妻ですから、うーん、「奥さま」?とでも呼称すべきかとも思いましたが、シリルがWraithに汚染され“心”が生まれた際に、ミラの感情プログラムの影響もあって、二人を両親と認識したのではないか、という理由をつけてシリルは弦造とハルを父、母と呼んでいるのだとしました。ちょっと苦しいかな……
うーん、また調子に乗って長文になってしまいました。失礼いたしました。
またのお越しをお待ちしております!
第七話 “父”の頼みへの応援コメント
こんにちは。
いまわの際になっても研究に憑りつかれ、アンドロイドは機械であるという信念を崩さない弦造さんは、ある意味一本筋が通っているような気がしますね。
作者からの返信
こんにちは!
久里 琳 様
このような長い話を深く読み込んでいただき、本当にありがとうございます。
そうです、弦造は伊緒とは違った方向の信念を持って生きていた人間です。さらに言えば読んでいただいた通り、その人となりも伊緒とは真逆のものだったようです。
ところが、第61話「スクープ」での宮木の言葉によると、弦造は「心つき」アンドロイドの一般販売に興味を持っている節が見受けられます。当時の彼がどんな心境を抱いていたのか今となってはもう誰にもわかりません。
それとこれはこぼれ話なのですが……
実は拙作の素案では伊緒と弦造は殴り合う寸前にまで激しく衝突し、それを伊緒の父が諫める、と言ったシーンがありました。しかし、なかなかストーリーにうまくはめ込めず、このシーンは捨てざるを得なくなってしまいました。少し残念です。
それと、本当はもっとシリルと弦造との間で鬼気迫る一コマも入れたかったのですが、これも上手く書けず少し悔しい思いをしました。
長文失礼いたしました。
それではまたのお越しをお待ちしております!
編集済
第30話 水着への応援コメント
電力を供給し続けないと
科学的に、そしてSF的にリアリティーがありますね。
意識のメカニズムは不揮発性メモリ域に簡単に静的記録できるほど単純なものでは無い、至極もっともだと思います。
作者からの返信
こんばんは!
憮然野郎様
おいでいただきコメントまでありがとうございます!
お褒めいただきありがとうございます。そう言っていただけるとすごく嬉しくなります。
ここだけの話、感情プログラムに巣食うWraithだけは部分的、断片的にですが、脳機能内にまるでこびり付くようにプログラムの一部が残されるケースがあるそうです。その仕組みはRevelation社の技術者も未だ解明には至っていません。
またのおいでをお待ちしております!
第27話 戦い終わって日も暮れてへの応援コメント
伊緒が酔っ払うとは驚きですね😊
それと、希美代とジルの関係も、光景を思い浮かべながら読んでいて心がホッコリさせられます☺️
作者からの返信
こんばんは!
憮然野郎様
おいでいただきありがとうございます。
そうなんです。伊緒はどうもこういい加減なところがあって。この後伊緒はシリルにお姫様抱っこをされて自宅まで運ばれ、あとでそのことを知って死ぬほど恥ずかしがったのだとか。
希美代とジルのやり取りはちょっと可愛く書けたかなと思っています。
でも気の強い我がままお嬢さまの希美代に嫌な顔一つせずむしろニコニコとしてついていくジルは本当に出来たお嫁さんじゃないアンドロイドなのです。
またのお越しをお待ちしております!
第二話 格闘への応援コメント
素体Cの話で社会変革の第一歩を恋愛小説として描き、その流れを受けてのこの話、わくわくしますね。アメリカの社会ドラマの雰囲気あります。
作者からの返信
ご愛読いただいた上に、この度もコメントいただき誠にありがとうございます。
伊緒とシリルが幸福な生活を送り、感情型アンドロイドの普及も進んでいないこの時期であっても既に人間とアンドロイド(関係者)の間には深い亀裂が生じようとしている、それをどこかで描きたかったのです。
アメリカの社会ドラマとの過分なお褒めの言葉には身がすくむ思いがいたしますが、わくわくしていただけたとなれば私も本当に嬉しいです。五十畑と宮木の今後にご期待下さい。
私も身をすくめてばかりいないで、身を引き締めてみたいと思います。
またのおいでをお待ちしております!
プロローグ1. 最後の笑顔への応援コメント
こんにちは。投稿順ですが、私は意識して追っているので問題ないのですけど、新規投稿は最新投稿(『設定』章よりも下部分)にした方が、いろんな人の目につきやすくなると思いますよ。
追加エピソード始まりましたね!
作者からの返信
こんにちは!
お読みいただいた上に応援とコメントまで本当にありがとうございます。
設定の項目は今の番外編にもかかってくるので一番下にした方がいいかなあ……と思っていたのですが、なるほど目につき難かったでしたか。修正いたします。
ご助言ありがとうございました!
今のエピローグは残念ながら短いのですが、この次の来るもう一つのお話は、もう少し長い予定です。
それではまたおいで下さいませ!
追記>>
今、章の位置を修正してみたのですが、すごくすっきりしました! ありがとうございます!
あとがき(本編を終えて)への応援コメント
一旦の完結、お疲れ様でした!
五十畑宮木と、それからレイスの社会的意義についての部分がとても好みでした。これについては、(結構昔ですが)アニメ攻殻機動隊で『ゴースト』という名称で呼ばれていたのを観た辺りから興味があって(というか好きで)、どうも私の琴線に触れやすいようです。ワードの脚注が多いこともこの物語の特徴ですが、長倉さんが振り返った良し悪しはどうあれ、「こういうのあるでしょ?空気で察してくださいね」っていう安易な世界で大好きなキャラクターを描きたくないというのはめっちゃ共感しました。これ、何度か他の作者さんのレビューで書いたことがあるのですが、キャラの後ろに背景が描かれたものじゃなく、リアルな世界に立つキャラクターが見たいんです。特に異世界ファンタジーもので言えることで、「なんで回復魔法があるのに病弱なおばあさんがいるの?」って、つい思っちゃうわけです。魔法をかければ傷が治るっていうことは、魔法の作用としては、ちょっと考えてみた理屈では『新陳代謝を極限まで高めているか、もしくは欠損細胞を傷つく前の状態に戻す(つまり時間を操作して治す)』ってことになるから、怪我が治せるなら、薬で治る病気はケアルまたはホイミで治せるでしょって思っちゃう。メタ的に言えば、私たちが慣れ親しんだゲームの印象が強過ぎて、理屈は通ってないかもしれないけどわかるよね?ってなっちゃってる。良作な異世界ファンタジーほど、この点をちゃんと考えてあるんですよね。十二国記しかり、ログ・ホライズンしかり。作中に出てくる説明文の何十倍もの設定書きがあるんだろうなって思わせるというか。私はやっぱり、そういうのが好きです。だからこの星灯火の膨大な脚注が成功であったにしろ失敗であったにしろ、少なくとも作者様の世界観(またはキャラクター)に対する深い愛情がすごく伝わってきて、信頼できる物語だなってかなり最初の方で思いました。後はどこを出してどこを出さないかだけの問題な気がします。
そしてなにやら続きが始まったようなので、今後も楽しみにしています。
作者からの返信
本編を最後までお読みいただき、またこのように熱いコメントまで頂戴し感激しております!心から感謝いたします!
◆魔法についてに考え方は全く三か四角さんと同意見です。
異世界とは言えそこを現実の世界として生きる普通の人々がいるはず。そんな異世界と言う名の現実世界の日常に魔法がどう影響を与えているのか、そこに具体性がないと本質的なリアリティを失って世界そのものが空疎になりかねない。そう考えています。
(しまった、十二国記はチラッチラッとしか観ていなかったのは内緒にしておいてください)
◆脚注については後半かなり控えました。個人的にはやはり読み難いかな、と思ったのが主な理由です。ただ、今にして思うとどうもモヤモヤしていけません。やりたくはないのですが、もしかしたらもしかして追記してしまう可能性もあるかもしれません。果たしてどうなるか。モヤモヤ中です。
◆初めて作ったお話と言う事もありますし非常に、非常に深い思い入れがあります。登場人物も世界も大好きです。話を作りながら次々と新しい話や設定が生まれて頭は常に混沌状態でした。「ああ、これが小説家や漫画家が言う『キャラが勝手に動く』ってやつか」と妙に感心したのを覚えています。
小説の書き方についてもろくに知らない素人の私が、熱に浮かされたようにして、暴走すれすれで書き上げた拙作ですが、「信頼できる物語」とこの上ないお褒めの言葉をいただき、本当に書いてよかったと胸を熱くしております。身に余るお言葉ありがとうございます。
◆脚注について、どこを出してどこを引っ込めるか、についてですが、実は脚注についても仕掛けを仕込んでありました。よおく読んでみると「あれ? なんか変だな」となる様になってい……るはずでしたがうまく機能しなかったようです。
例)ストーリーの舞台はオニール型のスペースコロニーなのですが、当初はなるべくその事を表に出さず少しずつ違和感を与える様にしたいな、と。
なので脚注に記述されている笹倉堂の名物は「オニール」栗最中でアルジェの名物は「トーラス」ババリアなのです。いくら何でも分かり難かったですね(汗
脚注を出すなら多めにして、その中にストーリーのヒントを散りばめるようなやり方が、個人的には理想です。
◆今後も展開は継続しますが、今はまだ続きと言うほどではなくて、本編を補完するストーリーです。
ここだけの話ですが、大変遠大なお話が出来てしまいました。正直私の手には負えないので、年代記のような形で公開していく事になると思います。その合間合間にエピソードを差し挟んでいく。そんな展開になると思います。
すこし気が昂って長文になってしまいお恥ずかしい限りですが、今後もどうぞよろしくお願いいたします。
第62話 素体Cへの応援コメント
叙述トリック!?そうつながるんですね。この二人の関係性好きなんですけど、うわぁ。
作者からの返信
お読みいただき、コメントまでありがとうございます!
そうなんです! 驚いていただけたようで、私としては嬉しかったのですが、もしかしてがっかりされてしまったでしょうか…… ちょっと心配です。
実は、拙作を通しでお読み下さった方の中で、最終章「破れ鍋に綴じ蓋な二人」に至る前に、この二人の正体に気付いた方は一体何人いらっしゃるのだろうか、すごく気になっていたのです。「平手打ち」「タコ」「九十七%」など、そっと共通の言動を差し挟んではあったのですが……
この後二人はどうなるのか。ある意味ストーリーのまとめとも言える最終章「 破れ鍋に綴じ蓋な二人」でお確かめいただければとても嬉しいです。
最終話 テントウムシと微睡(まどろみ)への応援コメント
完結おめでとうございます!
アンドロイドとの恋ということで、ちょくちょく『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』が思い浮かんで、最後のテントウムシも実は機械仕掛け?とか妄想してしまいました。まあ現実には、虫とかの方が人類より逞しく生き残りそうな気もしますが。
伊緒とシリルには、幸せな結末が迎えられてよかったですね。五十畑・宮木コンビも、「破れ鍋に綴じ蓋」というタイトルが二人には失礼!と思いながらもまさにぴったり(笑)、微笑ましい結末でした。
作者からの返信
久里 琳様
最後までお読みいただきコメントまで! まことにありがとうございます。本当に感謝の念に堪えません。
久里琳さんの妄想に、ハッ!!とさせられました。
実は、あの最後のテントウムシは下書き当初から「七つ星が描かれた機械仕掛けのテントウムシが――」、あるいは「小っちゃくてピカピカした機械仕掛けの甲虫は――」としようかどうしようかずーっと迷っていたのです。イメージとしてはとってもステキだと思ったのですが、結局ロボテントウムシが出てくる意味や必然性や設定がパッとせず、なんだかモヤモヤしながら切り捨てた、と言う次第です。
そんな中、久里琳さんのお言葉に図らずも(いい意味で)少しゾクゾクッとしました。
結局生物のテントウムシにしてしまってよかったのだろうか…… やはりイメージを大事すればよかったのだろうか。悩みます。
二組のカップルへの応援もありがとうございました。
一年前の素案ではシリルは機能停止する予定でしたが、今まで私が見たアンドロイドが出る話は、ほとんどアンドロイドが壊れて終わっていました。なのでそれではあまりにも可哀想、とこういった結末になりました。
あとがきにもある様にフラれ組の二人を救済したくてボツエピソードをサルベージしてまでくっつけた五十畑と宮木。こちらについても喜んでいただけたようで何よりです。
現状、本作のプロローグ2つ、エピローグ5つくらい、スピンオフ3つくらいだけ、でなく全く新しいお話も含め頭の中が混沌としておりますが、今後とも一つよろしくお願い申し上げます。
第63話 アンドロイドファーストへの応援コメント
こんにちは。
大きく話が転換しましたね! なにがどうなったのか……? ともあれ、幸せそうで何よりです!
作者からの返信
こんばんは! お読みいただいた上にコメントまでありがとうございます!
はい、お読みいただいた通り、伊緒とシリルは今では愛に満ちた心穏やかな暮らしを手に入れました。
二人の間に何があったのか、この後のお話に二人の過去が……?
いよいよ終幕も近づいております。
またのご来訪をお待ちしております!
第53話 潜入への応援コメント
うわあ。モールス信号ですか? そちらは全然分かりませんが、アルファベット解読に挑戦してみました。ところどころ苦し紛れです。
VFB : Very fine, boys
TU : Thank you
BCNU : Boys, see next turn
CUL : See you later
GD : Good day
TU : Thank you
DYB : Do your best
Boysなんて無茶ですが、女の子が女の子にBoys!って呼びかけるのはちょっとかっこいいかなと。
作者からの返信
こんばんは。お読みいただいた上にコメントまでありがとうございます!
これこそ【用語集】に載せるべき言葉だったかもしれませんね。
はっきり説明はしませんでしたが、伊緒が通話時の声を気取られぬようマルチグラスのマイク部をコツコツ叩くことで通信をしていたのです。今はどうなのか知れませんが、昔の特殊部隊や白兵戦時などではこう言った方法が使われる事もあったようです。
この信号はモールス信号の略符号と呼ばれるもので、お察しの通り定型文を頭文字だけ発信するものです。
それぞれの符号については以下をご参照ください。
VFB:Very Fine Business
BCNU:Be seeing you
これ以外はみな仰る通りです。すごい!
でも、Businessという言葉は何だかしっくりこないですね。
(DYBはすいません、私が勝手に作ってしまいました)
boysはいいなあ、かわいいなあ。
百合界隈だとたまに相手を「君(くん)」と呼んだりする場合があってこれともまた似たようなかわいさです。
第41話 拒絶への応援コメント
こんにちは。
残酷な運命。でも、普通の人びとにとってはシリルはやっぱり「物」で、廃棄は疑問も悪意もない理性的な処理なんでしょうね。
それだけ、特別な感性を持つ伊緒ちゃんには高い壁が待っていそうです。
作者からの返信
お読みいただいた上に、応援とコメントまでいつも本当にありがとうございます! とても嬉しいです!
廃棄される当のシリルでさえ諦め受け入れてしまっているアンドロイドとしての定め。本当に仰る通り、ちょっと特別な(普通じゃない)伊緒以外の人間にとっては至極当然の行いなのです。
伊緒はこの定めにどう立ち向かうのか、いやもしかして受け入れてしまうのか、この先をお読みいただいてお確かめください。
またのご訪問お待ちしております!
第35話 伊緒、懸命に言いくるめを試みる。への応援コメント
こんにちは。
ふたりの真情があふれる回が続きましたね。
「説得」の次に「言いくるめ」が来るタイトルに、笑ってしまいました。
作者からの返信
こんばんは! いつもコメントありがとうございます!
伊緒の必死さが伝わってきていただけたら嬉しいです。理屈を重ねても無理ならば、もう口車に乗せてでも! と言った感じでしょうか。でもアンドロイドに口車は通用するのか?
シリルのコンプレックスを解消してあげたい伊緒と、伊緒のためには自分がいない方がいいのでは、と疑うシリル。お互いが相手のためを思うがゆえに衝突してしまう、というシーンも是非書いてみたかったのです。
うーん、でも上手く書けたかなあ……
またのお越しをお待ちしております!
第15話 直談判への応援コメント
シリルがアンドロイドという事をみんな知っているという前提は、この作品の強い個性ですよね😆
本人達しか知らず、他の人達にバレないように水面下で奮闘するという設定であればもっとストーリーを考えるのに苦労しないでしょうが、あえてそれをしないところに魅力を感じます😆✨
作者からの返信
応援コメントありがとうございます!
ここの世界の風景は細かいところを除いてほとんど完全に二十一世紀と同じです。ところが実際にはアンドロイドが製造できる、しかも高額とは言え一般の市場に出回るほどのテクノロジーを有しています。このギャップを大事にしたいと思って書いていました。
そんな世界なので、シリルがアンドロイドである事には大きな矛盾や齟齬が生じない世界設定となっているのです。
シリルがアンドロイドである事が周知の事実である設定を個性的と評していただいてとっても嬉しいです。ありがとうございます。
また、アンドロイドに対し人々がどのように反応するのかについても、色々な人の視点を通して表してみたかったのです。伊緒だけでなく、由花、彩希、五十畑、宮木、希美代、ハル、弦造、球技大会の委員長、三城や栄原などなど。
これはやはりアンドロイドであることが明白なシリルが彼らや彼女らの目の前にいるからこそ描けたのではないかと思っています。が、もっともっと上手く書けたはず。悔しい。
こちらについてもお褒めいただきありがとうございます。すごく嬉しいです。
またのお越しをお待ちしております!
編集済
第14話 むしろ脅迫への応援コメント
希美代さん登場で
まさかの急展開ですね😆
作者からの返信
応援コメントありがとうございます!
この荻嶋希美代と彼女に関わるエピソードについてなんですが、実はほとんど全てのストーリーが出来上がってから生まれたものなのです。
希美代とともに生まれた球技大会のエピソードを入れるか否か、番外編にするなどした方がいいのか、かなり悩みました。希美代の個性の面白さととシリルの新たな一面を見て貰いたいと考え付け加える事にした次第です。
またのお越しをお待ちしております!
第27話 戦い終わって日も暮れてへの応援コメント
こんにちは。
希美代ちゃんが「心」にこだわっていた理由を知ると、なんだか応援したくなりますね。
作者からの返信
こんばんは!
久里 琳様
応援とコメントありがとうございます!
希美代は一見イヤな性格をしているように見えますが、その実なかなか良い面もあるんです。どうぞ応援してやって下さいませ。
またのご訪問お待ちしております!
第22話 同志への応援コメント
こんにちは。
アンドロイドは人間とどのように関わりあうのか、というSF的検証がまず面白いなと思って読み始めました。
最初の方の、様々な用語を当然周知の常識であるかのようにさらっと書いて、欄外解説で説明するスタイルも、いいなと思いました。
希美代さんが出てきたあたりから、人間の動きも面白く感じています。このひとも百合だったりするんでしょうか?? あるいは、アンドロイドマニア?
この先どう進むのか、楽しみです。
話は変わりますが、私の物語に☆をいただきありがとうございます!
ここに書くのは趣旨違いかもしれませんが、御礼を言わせてください。
またときどき、お邪魔させていただこうと思います。
作者からの返信
こんばんは!
久里 琳様
いつも応援ありがとうございます! 励みになっています!
オリジナルの設定や用語をこのようにちりばめるのは大昔のSFやファンタジーに多かった手法で、私自身子供の頃から馴染んでいたような気がします。なので何の迷いもなくこういった表現にしてみたのです。
が、これがスマホだと読みにくい事読みにくい事! 私自身の悪文も手伝ってPVがさっぱりで苦笑いです。
なんというかわくわく感があるんですけどねえ、こういうの。
希美代さんは、第14話の言葉からアンドロイドマニアらしさがうかがえます。さて、百合かどうかは、もう少し読み進んでいただけますと……
楽しみにしていて下さいませ。
星のお礼までご丁寧にありがとうございます! そんなお気になさらず。
久里 琳様の小説は私には何回転生しても書けないタイプのものだと思っております。でも、こういうのは書けなくても読むのは大好きです! 私もまたお邪魔させていただきますのでよろしくお願い致します。
あ、時々で構いません。お時間の余裕のある時にでもおいで下さい。お待ちしております。
もうしばらくすると完結すると思いますよ(こっそり
追記:ご指摘の通りこの書き物はアンドロイドと人のかかわりについてがテーマで、昨年見かけた同テーマの漫画を読んで、自分なりのお話を作ってみたいと思ったのが事の発端なのです。
編集済
第9話 テントウムシと告白への応援コメント
伊緒は一目惚れを「非科学的な魔法」と一蹴していたが、その一方で自分に都合の良い魔法は簡単に信じてしまう質だった。
学食で限定スペシャル定食を食べたくって昼休みにそりゃもう全速力で走って競争する。授業をエスケープして保健室でお昼寝する。校則違反なのに放課後Gボウルしに行ったりアイスのトリプルを買い食いしに行ったりする。誰だって普通にあることじゃない。
伊緒、本当に個性的で面白いですよね😆
もしかすると、生物だけが心を持てるというのは僕達人間の先入観や思い込みなのかもしれませんよね。
もしかしたら、この広い大宇宙の中には、生物では無いけれど心を持った思念体が存在するのかもしれませんよね。
意識や心は動物や僕達人の脳の作用だけで作られている訳では無いのかもしれませんね。
そのあたりの分野は僕も大好きです😆✨
また、続きも読ませていただきますね♪
追記
渡辺多恵子の「ファミリー!」という漫画ですか。
webコミックやインターネットカフェ(コロナ収束後)などで読める機会があれば是非読んでみたいです😆
それと、人間以外に意識や心があるのか、というとても興味深い命題についてですが、少し面白い話を思い出しました。という件についてですが是非よろしくお願いします😆✨
実は僕もこのテーマ大大大好きで😊
読んでいただいている5次元少女第一部(第3章)はもちろん、僕の他のフィクション作品やエッセイでもいろいろ書いていますので、ご一緒に共有し盛り上げていきたいです😆
作者からの返信
こんばんは! 憮然野郎様
お忙しい中お読みいただいた上、応援コメントまでいただき本当にありがとうございます!
さて、島谷伊緒なんですが……
なんせアンドロイドを好きになってしまうくらいなのですから、これはよほど自由な性格だろうなあと思い、作り上げるうちに本当にとても自由な性格になりました。それに加え深く考えず自分の感性に正直なところもあります。
かなり古いのですが、渡辺多恵子の「ファミリー!」という漫画の主人公、フィー・アンダーソンに似ているような気もします。フィーほど押しつけがましく(独善的に)ならないようにしたつもりですが、果たしてうまく描けたかどうかは今後お読みになってみて下さい。
人間以外に意識や心があるのか、というとても興味深い命題についてですが、少し面白い話を思い出しました。これについてはいずれ近況ノートか、エッセイを新たに立ち上げるかしたい気もします。今しばらくお待ちくださいませ。
またのご訪問お待ちしておりますー!
※追記
そもそも伊緒はお弁当なんで学食ダッシュはしないんですよね。彩希も由花もお弁当だし。学内にスペシャル争奪を狙う有名なやつらがいるんですねきっと。
それと、こっそりペディキュアと放課後アイスの話はモデルになった漫画があります。やまもとまもの「後藤さんと岸田さん」です。めちゃくちゃ可愛い百合漫画なんですよ!
第8話 温もりへの応援コメント
実は僕キララ系の作品が大好きなのです。
伊緒がシリルにお昼一緒に食べようと誘う場面からは、伊緒の前向きで元気な性格が伝わってきます。
それはまるで僕が好きなキララ系作品を楽しんでいるようで、読ませていただいていて僕まで元気をもらえます😊
作者からの返信
憮然野郎様
第8話お読みいただきありがとうございます!
伊緒は前向きですね! でも悪く言えば独善的ともとられかねないので書く時はちょっと難しいです。
きらら系、実はほとんど読まないのですが、球詠だけは全部買ってますよー(#^^#) 作者さんが結構昔から好きなのです。
今回のような雰囲気を持ったシーンはまだ結構出てきますのでお気に召していただけたら嬉しいです。
またおいで下さいませ!
これからもどうぞよろしくお願い致します。
第7話 恥じらいと予感への応援コメント
シリルが伊緒の前で感情をさらけ出す場面は可愛いです😆
ストーリー展開の雰囲気としてシリアスとポジティブの切り替えが上手いですね😆✨
作者からの返信
憮然野郎様
お忙しい中お読みくださりありがとうございます!
シリルが恥ずかしがる様子はとても悩みました。何とか今のような形にはなりましたが、まだまだだったと思っております。それでもお褒めいただけたのは、その試行錯誤が少しでも奏功した、と多少なりとも安堵しておる次第です。
>シリアスとポジティブの切り替えが上手いです
これはあまり意識してなくて、書いているうちに、あ、できちゃった…… となる事が多かったです。こちらもお褒めいただき恐縮です。
いつもコメントありがとうございます。とても励みになります!
それではまたおいで下さいませ!
これからもどうぞよろしくお願い致します。
編集済
第6話 シリルという亡霊への応援コメント
成る程!
ご両親には亡くなったミラという少女がいて、
シリルはご両親のカウンセリングプログラムの一環として人格を与えられた存在なのですね。
深いです。
そして、母親はシリルをミラと呼んでいましたが、父親は……、詳しい経緯をまだ知らない伊緒とはまた違う理由からシリルによるカウンセリングプログラムを受け止めきれずにいるのでしょうか?
「矢木澤さんは矢木澤さんだ。この世でたった一人の矢木澤シリルだ」
伊緒と同じ様に事情を詳しく知らない僕達読者からすると、伊緒のこの台詞は一見カッコよく聞こえます。
しかし、夫婦にとっての今のシリルの存在は伊緒のその一言で論破され片付けられていいものでは無い様な気もします。
先ずはご両親やシリル本人から詳しい話を聞いてみたいです。
人の心を扱った深いテーマが感じられる本当に素晴らしい作品ですね😊
本当はもっと続けて読み進めたいのですが、
なにぶん朝が早いものでして、次話からは後日続きから読ませていただきますね。
深く味わいながら読み進めさせていただこうと思っています。
作者からの返信
憮然野郎様
第6話お読みいただきありがとうございました!
深く掘り下げてお読みいただき感謝にたえませんm(_ _)m
この矢木澤家の三人の関係性については、ストーリーの中には収め切れませんでした。番外編(スピンオフ? 後日談?)としてストーリーを作っております。本編が完結したらこちらも掲載したいと思っております。弦造とハル、そしてシリルの脳機能に残されたミラの感情プログラムの懊悩が切ないお話となっております。
>伊緒のこの台詞は一見カッコよく聞こえます。
男前ですよね。シリルも惚れるわけです。(実は伊緒は当初男性として設定しておりました。それが私の百合好きと、百合小説の方が面白いかな、との邪心が頭をもたげ……)
>人の心を扱った深いテーマが感じられる本当に素晴らしい作品ですね
そんな! また舞い上がってしまうではないですか! お褒めにあずかり光栄です!
アンドロイドを扱うとどうしても大なり小なりは「心」について触れざるを得ません。「心」は繊細で難しいテーマですよね。この作品がこのテーマをどこまでうまく描けたのか、と思うといまだ悶々としております。
そういえば……とあるまjじゃない、とある人間とアンドロイドの心の交流を扱った百合漫画を読んだ時のことです。その心の扱いやロボット工学三原則への配慮のなさに腹を立ました。私にしては珍しく大いに腹を立ててしまいました。でも漫画自体はいい漫画だったのですよ。泣けます。その怒りがこの作品の執筆動機だったのでした。もう11ヶ月前の事かあ……
どうぞ急がずゆっくりお読みくださいませ。
またお手が空いた時にでもどうぞ^^
実際公開する文字数が多いのではないかとは思っておりまして。来週あたりからは1~3千文字程度を公開するようにしました。
またおいで下さいませ!
今後ともよろしくお願いいたします。
第5話 フードコートの密約への応援コメント
伊緒が愛情を求めるアンドロイドに対しての親友二人のジェラシーの描写がリアルですね😆
まるで、どこぞの馬の骨ともわからないアンドロイドにうちらの大切な伊緒をやってたまるかっていう風な。
昭和の親鹿ァァ〜(笑)😆
作者からの返信
憮然野郎様
お読みいただきありがとうございます!
正にそれです!(笑)
2人にとって伊緒は目に入れても痛くない大事な子! それを無機物なんかにー! と特に由花は熱くなっております。
そういえばこの世界、「旧世界懐古」が主流ですが、なぜか元号の設定は考えてませんでした(汗)
またおいで下さいませ!
今後ともよろしくお願いいたします。
第4話 機械仕掛けの乙女への応援コメント
第4話でまた伊緒達の視点に戻ってきましたね😊
次話も伊緒パート。
また続きも読みに来させていただきますね😊
作者からの返信
憮然野郎様
お読みいただきありがとうございます!
はい、五十畑・宮木パートはかなり分量が少なめなので、今後しばらくは伊緒・シリル+αでストーリーが進みます。
またおいで下さいませ!
今後ともよろしくお願いいたします。
編集済
第2話 極秘情報への応援コメント
第2話は専門用語が出てくる等、
第一話とは随分印象が違いますね😊
五十畑と宮木の関係、気になります!
追記
用語集、確かにあると嬉しいですね😆
僕達SFの書き手は逆に専門用語に知的好奇心をくすぐられワクワクするものですが、専門用語を嫌う書き手様や読者もいますからね😅
作者からの返信
憮然野郎様
お読みいただきありがとうございます!
この五十畑・宮木パートは当初アンドロイドの技術的な解説のために設けられたものですが、あまり上手く行きませんでした。いっそ切り捨ててしまおうかとも思ったのですが、この2人の個性が面白く、捨てるに捨てられず放置していました。そのうちいい設定が思い浮かびましたので、このように活躍の場を与えることができました。
2人についてのお話もほのめかしが多くて分かり辛いのですが、読んでいると面白い事に気付くかもしれません。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
しかし脳機能、W、X、Wraith、感情プログラム、Gボウル等々専門用語が多すぎですね。用語集を作るくらいはしないといけないかも。
第1話 夏の日への応援コメント
成る程!
シリルはアンドロイドなんですね😊
伊緒とシリルが出会ったきっかけ、
そして、シリルというアンドロイドが作られた理由などが気になります😆
第一話として長すぎず短かすぎないちょうど良い文量と、第一話のラストでシリルがアンドロイドであると明かされている点は、判断が素晴らしいなと感じました😊
作者からの返信
初めまして! そして初めてのコメントです! 拙文をお読みいただき、その上ご感想まで! 本当にありがとうございます。少し舞い上がっております。
伊緒とシリル、1人と1機の出会いにつきましては、既に公開中の《第4話、伊緒の初恋ー1 機械仕掛けの彼女》をどうぞお読み下さいませ。
なぜシリルが作られたのか(矢木澤家が所有しているのか)につきましては《つきまとい-1 シリルという亡霊 4/19の22:00公開予定》公開まで今しばらくお待ちください。
第1話ではシリルが「味覚はあるが食事をする事に意味はない」などと言わせまして、読んでいて「おや?」と思わせたところであの最後というのを狙っておりました。お褒めいただき恐縮です。
最後、実は文量については私の弱点の一つなのです。第1話は、自分としてはきれいにはまったと思っておりますが、以降のエピソードは本当にダラダラ続いてしまって。今後はエピソードの分割やコンパクト化を考えておりますが、果たして上手く行くかどうか。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
最終話 眠りへの応援コメント
こんにちは。
番外編完結おめでとうございます!
宇宙のサルガッソー、あるいはセイレーンとも呼べそうな物語でしたね。
あくまでただの機械だったらよかったのかも、と思いました。なまじ心を持ってしまったために、ひとりではいられなくなったのかな、と。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
久里琳様、こんにちは。
おめでとうのお言葉誠にありがとうございます!
そうなんです、心って状況によっては均衡を崩してしまうリスクがあるもので、アンドロイドに心が生まれるというのは手放しで喜べる事ではないのです。人間と同じで様々な苦悩を抱えてしまった挙句、狂気を孕むことも…… みたいなことを書いてみたかったのです。
今ぽつぽつと書いているスピンオフも「なまじ“心”があるばかりに」といった内容になる予定です。ただあとどれくらいで書き上げられるかまだ分からないのですが。
久里さんの「世界の車窓から殺し屋日記2ブラジル編」も楽しみにしております。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。