完結おめでとうございます!
アンドロイドとの恋ということで、ちょくちょく『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』が思い浮かんで、最後のテントウムシも実は機械仕掛け?とか妄想してしまいました。まあ現実には、虫とかの方が人類より逞しく生き残りそうな気もしますが。
伊緒とシリルには、幸せな結末が迎えられてよかったですね。五十畑・宮木コンビも、「破れ鍋に綴じ蓋」というタイトルが二人には失礼!と思いながらもまさにぴったり(笑)、微笑ましい結末でした。
作者からの返信
久里 琳様
最後までお読みいただきコメントまで! まことにありがとうございます。本当に感謝の念に堪えません。
久里琳さんの妄想に、ハッ!!とさせられました。
実は、あの最後のテントウムシは下書き当初から「七つ星が描かれた機械仕掛けのテントウムシが――」、あるいは「小っちゃくてピカピカした機械仕掛けの甲虫は――」としようかどうしようかずーっと迷っていたのです。イメージとしてはとってもステキだと思ったのですが、結局ロボテントウムシが出てくる意味や必然性や設定がパッとせず、なんだかモヤモヤしながら切り捨てた、と言う次第です。
そんな中、久里琳さんのお言葉に図らずも(いい意味で)少しゾクゾクッとしました。
結局生物のテントウムシにしてしまってよかったのだろうか…… やはりイメージを大事すればよかったのだろうか。悩みます。
二組のカップルへの応援もありがとうございました。
一年前の素案ではシリルは機能停止する予定でしたが、今まで私が見たアンドロイドが出る話は、ほとんどアンドロイドが壊れて終わっていました。なのでそれではあまりにも可哀想、とこういった結末になりました。
あとがきにもある様にフラれ組の二人を救済したくてボツエピソードをサルベージしてまでくっつけた五十畑と宮木。こちらについても喜んでいただけたようで何よりです。
現状、本作のプロローグ2つ、エピローグ5つくらい、スピンオフ3つくらいだけ、でなく全く新しいお話も含め頭の中が混沌としておりますが、今後とも一つよろしくお願い申し上げます。
ここまで読ませていただきましたーー。
とりあえず、ハッピーエンドでよかった。
一時はどうなるかと思いました。
とくにシリルが死んだ(身体が破壊された?)ところなんてショックでした。
でも、伊緒ががんばって勉強してシリルを取り戻したことは本当によかったです。がんばったねとほめてやりたい。
ついでに有名人にまでなって(^ー^)
作者からの返信
野林緑里様
お読みいただいた上にコメントに高評価にレビューまで! 深く深く感謝いたします。
実は草稿の時点ではシリルは完全に壊れてしまう(=死んでしまう)予定でした。ただ、人間とアンドロイドとの交流を描くストーリーではアンドロイドが壊れて終わる話があまりにも多かった(個人的感想です)ため、敢えてそれに逆らいシリル生存ストーリーを採りました。喜んでいただけたのでしたらこの上なく嬉しいです。
伊緒とシリル、特にシリルの今後については苦難が続きます。かなりゆっくりとしたペースで進行するかとは思いますが、もしよろしければ彼女らの未来もお確かめください。
またお気軽においで下さいませ。