「こういうジャンルの本ない?」って聞かれた時

 どもども。こんにちは。久々の更新です(毎回言ってる気がする)


 以前、お客さんからのお問合せが多いと言うお話はしたかと思うのですが、すごくあいまいな聞かれ方をする時があります。


 今日はこの話をしたいと思います。例えばこの前聞かれたのが「催眠術に関する本、ありますか」。


 書店員にとっては、「このタイトルの本ありますか」みたいな感じで1冊これって限定してもらった本を探すのは楽なんですけれど、「こういうジャンルの本がほしい、どの辺に置いてある?」と聞かれると困ったりします。


 と、いいますのも書店によるとは思うんですけど、書店員が調べる本の在庫検索端末機って、1冊の本を探すのには便利なんですけど、「このジャンルの本はどの辺にまとまっておいてあるか」を調べるのには不向きなんですよね。なかなか。


 そしてそれは、店の規模が大きければ大きいほど、厳しいものになります。だって広いんだもん。どこに置いてあるか分からないんだもん。(ちなみに私は、お客さん配布用に作成された店内地図を持ち歩いてます。あれで見たほうが早かったりする)


 ここでお客さんと書店員の認識の違いが出てくるわけです。

お客さんは、「ジャンル言ったらだいたい同じ場所にあるはずやし、聞いてみよ」

書店員は、「あー、一冊でもいいからこういう本やねんって、タイトル教えてくれたら調べやすいんやけどな―」という感じ。


 あくまで、私個人の主観によるものですが、もしよければ「この本ってどこにありますか」って一冊適当にそのジャンルの本のタイトルを言ってもらえれば、おのずとそのジャンルの本のあるコーナーを教えてもらえるかもしれません。(在庫ないですって言われたら、じゃあこれと同じような本ってどこにありますかねって聞いてもらえればうれしい)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る