児童書店員の呟き②(図書館にあるやん)
「図書館にあるやん」
「図書館で借りたやん」
これ、結構な頻度で児童書コーナーで耳にします。
確かに、図書館で借りた本=一度読んだことがある本になります。また、図書館にあるのが分かってるのだから、借りて読めばいいじゃないというニュアンスです。
保護者の方の価値観によるのですが、一度読んだことのある本、または読むことが可能な本は買わない、という主義の方は一定数います。
でも、何度も読み直したいと思う本がある子どももまた、一定数いるのです。絵本だとなおさらな感じもします。私、『ぐるんぱのようちえん』を図書館で借りて読んで、何度も借りるもんだから、結局買ってもらいましたからね。
いつでも借りられるけど、手元に置いておきたい本ってあるんですよね。それが理解できるかどうかって結局、「本を読んだまたは本が好きだった」親御さんであるかどうかというところになってしまう気がします。個人の意見です、ハイ。石投げないでくださいね。
値段にもよるとは思うんですけど、「図書館にあるかどうか」ではなく、「図書館で借りたことがあるかどうか、何度も読みたいのかどうか」を基準で考えてあげてほしいと、呟きたくなる私です。(確かに、一度読んだら満足する本もありますからね、実際。難しいところです)
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