書店員さんは、本を読む人読まない人がいる

 私は、書店で勤めている人は、みんな本が好きだと昔思ってました。でも最近、そうではないことに気づきました。


 本をまったく読まない人も、書店員さんの場合があるのですよ。単にアルバイトとして通いやすい立地条件だったから、という場合とか。


 店じまいした後、何人かの同じアルバイトの方と揃って帰る時、「どんな本を読むのか」は必ず初対面のアルバイトさんに聞くのですが、「こんなジャンルがすきっ」と好きをたくさん伝えてくれる方もいます。でも、「まったく読まないんですよねー」で会話が止まる時もあります。


 ああそうか、本が好きな人だけが書店に勤めているわけじゃないんだ。


 書店員になってから気づいたことでした。


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