書店員にも、得意ジャンルがある
私、小さいころ書店員さんはどんな本でも、どこにあるか分かると思ってました。
しかし、書店員さんも人間です。すべての書籍の在庫および場所を把握している人は、いても一人二人なのではないでしょうか。
前回、書店員には棚担当があると書きました。棚担当は、自分が担当するコーナーが基本的に活動場所となります。つまりは、その場所の本の配置および在庫には詳しいですし、自分で発注している人であればなおさらそうなります。
でも、自分の活動場所ではないジャンルに関しては。持っている情報は、少ないです。在庫検索ができるパソコンのところへ走りこむことが多々あります。
もちろん、自分のよく知るジャンルでなくても、よく聞かれる本の在庫や場所は、覚えます。たとえば最近はやりの漫画。あとは、テレビなどで宣伝されたのか、よく売れる本。(『子ども六法』や、『まなの本棚』などが私の中では該当します)
これらは、何度もお客さんに場所を聞かれるのでわざわざ在庫検索をしなくても、場所を把握しているので、すぐに場所に案内できます。
書店員さんもおそらく本好きが多いと思われます。ですので、自分の棚担当ではないけれど、自分がよく読む本のジャンルの置き場所には詳しいと思います。
私の場合だと、マンガコーナー、文庫コーナーがそれにあたります。ただ、その本があるかどうかは分からないことが多いですけどね。
ですからどうか、もし本の在庫を尋ねた際、「調べてきますので少々お待ちください」と言われたら、温かい気持ちでその場で待っていてくださいね。
(時々、お客さんがすごい移動されていて探すのに手間取ることがあります(笑))
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