死んだ幼馴染への後悔を背負って生きていた主人公は、その幼馴染の七回忌に招待され、記憶に蓋をしていた彼女の事に思いを馳せます。どこまでも美しく、だからこそひたすらに悲しいエンドは必見です。誰にでもあった初恋の思い出を掘り起こすような素晴らしい作品でした!おすすめです!
時代は進み様々なデバイスが溢れ、初めは面と向かって伝えないといけなった言葉も、今は様々な方法があると思います。どんな方法を使っても人の気持ちは同じで、相手を「好き」だという気持ちに変わりはありません。ここに古いゲーム機が一つあります。そのゲーム機に込められた想い。ゲーム機を開いた香月恵一。ゲーム機に想いを詰めた二宮藍。二人の想いを、思い出を見て欲しいです。場所や、方法も、もちろん大切ですが、まずは相手に気持ちを伝えることの大切さを教えられました。是非とも読んでいただきたい良作です。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(80文字)
短編なのに、切なさ、悲しさ、葛藤、…そして感動がぎゅっと詰まった傑作です。少年男子特有の不器用な初恋と、2人の思い出が詰まったゲーム機が運んでくれた奇跡☆レビューよりも作品読んじゃって下さい!これはオススメの感動作です!
ゲーム機というただの機械が七年の時を超え、想いを運んだ告白の練習というモノもいかに彼女が彼を想っていたのか分かるかわいた心に水滴が垂らされたようですすばらしい作品をありがとうございます!堂々の☆3作品だと思います!
優秀な姉のせいで「香月の弟」と呼ばれていた主人公。しかしそんな彼を救った言葉、「君は香月の弟じゃない、恵一君だよ」。その言葉は相手を思いやりそして主人公が救われた言葉。本当はその時から主人公にとっては彼女は特別な存在だった。しかしその気持ちは七回忌に送られてきた小さな奇跡のゲーム機が運んできたラブレターを見るまで素直になりきっていなかった。物凄くせつなくなってしまいます。動画のラブレター何て。
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