概要
藤原恵美押勝の敗戦後、残された三勇士は目まぐるしい時代に翻弄され…
藤原恵美押勝(仲麻呂)の乱で生き残った押勝の三勇士は、やがて散りじりになって、目まぐるしく変わる時代の荒波の中で翻弄されていく。広名は残党狩りの国府の兵に捕らえられたが、逆に道鏡に拾われる。真継は山の民の仲間となり、日本の真の歴史を知る。若麻呂は謎の貴人と行動を共にし、やがて白壁王に仕える。その三人が再会したあと二、大きな歴史の動きが脈動をはじめ、彼ら三人はその推進役となっていく。
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