概要
修学旅行の鍾乳洞で突然失われた光。私の恋は――動き始めてしまう。
竹井結衣《たけいゆい》は高校2年生。修学旅行の途中に立ち寄った鍾乳洞で、班のメンバーとはぐれてしまう。その時突然鍾乳洞の中で停電が起きて、真っ暗な洞窟のなかで取り残されてしまう。そんな時、親友の美奈《みな》の彼氏の一上蓮《いちがみれん》が通りかかる。
本当は一上蓮のことが、ずっと好きだった結衣。二人っきりの鍾乳洞の中で、結衣の気持ちが動き始める。
☆エブリスタ超・妄想コンテスト「光」参加作品
本当は一上蓮のことが、ずっと好きだった結衣。二人っきりの鍾乳洞の中で、結衣の気持ちが動き始める。
☆エブリスタ超・妄想コンテスト「光」参加作品
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!暗闇は反則!
暗闇が苦手な人ってね、もうどうにもなんないわけ。
だって暗いんだもん。それだけで怖いんだもん。
そんな時ってさ、誰でもいいから来てくれー!って思うわけだけどさ。
でもやっぱり、来て欲しい人っているわけなのよ。
親友だったり、家族だったり、先生だったり……想い人だったり。
その大ピンチにたまたま現れたのが想い人だったらどーするよ?
ほら、あれよ、吊り橋効果? あれに近いものあるよね。
大ピーンチ! そこに王子様のように思っていた人が現れたら?
その人が、絶対に好きになっちゃいけない人だったら?
神様がちょっとだけサービスしてくれたんだもん、その時くらいは甘えたっていいよね? ね? - ★★★ Excellent!!!きっとあなたの心も、読後はキラキラの乙女になっている。
いやぁ、なんて素敵でほろ苦い、青春短編。
ときめきと瑞々しさを失って久しい私も、思わず純朴な乙女ハートに感染しておりました。盗んだセーラー服で走り出しそうになりました(ただの変質者)。
作者さまの彩り豊かな心情描写は前々からすんばらしいと思っておりましたが、本作でもその手腕が遺憾なく発揮されております。さすがの一言でございます。
読む前は、「暗い鍾乳洞だなんて……なんてえろてぃっくなシチュエーションだ……」「鍾乳洞……乳……うわあああ!」などと、阿呆な男子中学生のような雑念に脳を支配されていた自分が恥ずかしいです。
もし私と同じように、永遠の男子中学生みたいな阿呆な心を持ち…続きを読む