「野いちご(ベリーズカフェ)」や「小説家になろう」で細々と執筆していた者です。諸事情により休筆して久しいですが、読み専として楽しませていただいています。
地球を救うため、犠牲になった高橋さん。犠牲とは未来を捨てることで、目的を果たすことである。その覚悟を持つことの難しさと葛藤が伝わる作品だった。
『ヒーロー』ではなく『傍観者』と『当事者』が居ます。地球の災害を阻止するべく、選ばれし脳波を持った少女が英雄と言う名目で犠牲になります。事実を知る少年の同情、そして悔恨の念。痛快なヒーローの活…続きを読む
世界を救う英雄になった誰かの話、英雄に憧れた誰かの話、英雄に助けられた誰かの話。そうした輝かしい英雄譚が溢れるなかで、この小説は非常に異質です。物語は空に割れ目ができ、世界が終焉にむかうところか…続きを読む
世界の終焉が近づいた世界。辺りを漂っている有毒物質、通称『空のかけら』が充満している。適合者は定期的に選ばれ、世界を救う糧となります。世間的にはヒーローですが、内情を知ってる主人公にはそう思えな…続きを読む
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