概要
パンデミックものじゃなくて、パンデミック終息もの
パンデミックが起き、終息した世界で、生き残った青年、彼の名はレイ。自らの命のためなら仲間すらも切り捨てる冷酷無比な性格でパンデミックを切り抜けた彼は今日も一人アジトで、カップラーメンを啜る。
連載版の投稿を始めました→
https://kakuyomu.jp/works/16816700426970597473
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!これが本当の意味での人類の自然回帰
驚異に対する行動は、動物なら「逃げる(攻撃を仕掛けるのも回避するため)」、植物なら「状況に応じて自身を変える」。
最終的に生き残り再生を担うのは、恐らく植物でしょう。
人間も進化の過程に現れた一つの種族に過ぎず、一体どこへ向かっているのか。
こちらの作品では、自然界の大原則と本当の意味での『畏怖』が克明に描かれていると思いました。
一方で、そこにぽつりと生き残る玲の心の内も、やはり人間心理の往生がわかりやすく描かれていて素敵でした。
夏と冬の対比。
ここでは食材を得る環境、食事をする場所、そして勿論『食』の内容も含め、あらゆる点で「人工」から「自然」への移行が描かれています。
胃の内…続きを読む