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  • 植物人間の救い方への応援コメント

    2万字企画参加ありがとうございます!

    パンデミックを力強くサバイバルし続ける玲の逞しさに感銘を受けます。食事のシーンが印象に残ります。まぁ、生き抜くのに最も大事なものですよね。赤ん坊に出会えて、この先何か明るい未来があるのか?今後も気になりました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。食事については特に印象に残るよう書いたので、そう言っていただけると嬉しいです。

  • 植物人間の救い方への応援コメント

    自主企画参加ありがとうございます!
    一人たくましく寂しく生きる主人公の生きざまがカッコよくもあり切なくもありました。
    生きていく描写がリアルで、実際にこんなことが起こったら私は生きていけるだろうか。無理だろうな。と想像して、主人公の慎重さといざというときに情を捨てなければ生きていけなかった状況の過酷さに悲しさを覚えました。
    まだお話は続きそうな雰囲気ですが完結ということで、もっと読みたかったなという気持ちもありますが、奥深い作品ありがとうございます。

  • 植物人間の救い方への応援コメント

    植物に飲まれる人間。妙にリアリティがあるなと思いました。
    驚異に対する行動は、動物なら「逃げる(攻撃を仕掛けるのも回避するため)」、植物なら「状況に応じて自身を変える」ですから、最終的に生き残り再生を担うのは、恐らく植物でしょう。

    人間も進化の過程に現れた一つの種族に過ぎません。人樹は系統樹の枝分かれの先に現れた萌芽のようです。
    自然界の大原則と本当の意味での『畏怖』が克明に描かれていると思いました。

    一方で、そこにぽつりと生き残る玲の心の内も、やはり人間心理の往生がわかりやすく描かれていて素敵でした。
    暑い中での熱い食事。これは一見辛いことのように見えて、身体を生かすという意味ではとても理に適った行動です。違いがあるようでいて、同じ繰り返しのようなカップ麺。それでも身近にあるその存在に感謝して、汗をかきながら啜っている様子が目に浮かびました。

    そして冬の狩猟。人間が生きるためには体温を維持しなければなりません。必然的にカロリーのあるものを摂取する必要がある。秋から冬にかけては、特にその生理的欲求が高まる季節かと思います。
    ここに来てようやく、玲の銃による発砲の意味が「回避・保身」から「食物連鎖の一員」に変化し、ある意味で『植物』的な生き様に巡り辿り着いたように思えました。

    最小限の調味料で最大限の贅沢を。
    作中のこの言葉は、素材の味・食感が最も有り難く感じられ、「互いに」生きていることを体感できる食べ方ですよね。わたしは残念ながら、狩猟や屠殺、解体の現場を目の当たりにしたことが無く、こちらで拝見できて有り難く思っています。出来ることならばいつか。

    夏と冬の対比、そして春(果実)を迎えるシーンがとても素敵でした。

    最後になってしまいましたが、自主企画【魅力的な食事シーン・料理シーンが登場する『物語』】にご参加下さいまして有難うございます!

  • 植物人間の救い方への応援コメント

    わお。すごい。
    これはたしかに食、というか食べること、に重きをおいた作品ですね!
    先にカップラーメンという、文明の俗物の象徴のようなものを食べてからの、鹿を食す流れがいいです!
    いいね〜(*´艸`*)

    鹿の狩猟については調べられたのでしょうか? それとも経験者?
    じつは最近、私も鹿の解体に立ち会ったことがあるので、とても興味深く拝読させていただきました(^O^)
    やっぱ、レバーとハツはすぐに食べなきゃね! 私は刺し身で食べたけど(*´艸`*)
    マタギさん曰く、醤油と七味が最高だそうです(^O^)♪

    面白かったです♪

    作者からの返信

    ありがとうございます!

    免許を持っているわけではないのですが、動物の解体については、猟師の方の元で教えてもらって、その自らが捌いた経験を思い出して書きました。

  • 植物人間の救い方への応援コメント

    はじめまして、自主企画ポストコロナの企画主です
    企画の趣旨とは違いましたがとても面白かったです
    違う出会い方をしていれば、絶対☆3つつけてました
    企画ご参加ありがとうございました


  • 編集済

    植物人間の救い方への応援コメント

    うん、面白かったです。
    ただ欲を言うならば、なぜイヒ郎が出てきたときには鹿を撃てたのか――?
    初めて抱く感情に戸惑った末、一度しくじった狩りに、二度目でいとも簡単に成功してしまった点が少々物足りなかった。
    玲になにか心情の変化があったのは察したけれど、二度目が簡単に成功した理由までは察することができなかった。

    敢えて語らず、察してもらう。
    そういった手法は私も時々使いますが、やはりこれは諸刃の剣です。万人が察してくれる訳ではないという欠点が常に隣接してしまう。
    情けなくも、私は察することができませんでしたからね……。

    あとこれは感想というか疑問なのですが、最終部分で〝花粉〟がありました。
    これは〝感染者の体液〟と考えられなくもない。(汗が乾けば塩が粉のように肌に残ることもありますからね)
    そもそもとして〝体液摂取〟のみで人類70億が混乱し、死滅するとは思えない。
    となると〝花粉〟というのは中々に恐ろしい存在だと思うのですが……。

    この辺りに詳しい設定がありましたら、教えて頂きたい。
    感想っていうか、疑問ていうか……、ただの興味であります。

    作者からの返信

    丁寧な考察、感想痛み入ります。
    まず大前提として私の作品は全て同一世界線上にあり、読者の興味のないところまで設定は作り上げてあります。
    ですので、痛いところを突かれて設定を新たに考えているということではないと思っていただけると幸いです。

    二度目の描写については、完全に文字数の都合です。
    本来ならもっと詳しく書くべきだと思うのですが、短編という都合上あまり長くしたくないという考えと、現状で12000字近くある状態でしたので、レイの葛藤についてはカットいたしました。
    また人間には慣れというものがあるので、個人的にはレイの性格では撃てると思っています。
    これも裏設定ですが、レイが一番初めて銃殺したのは、感染した友人でした。そういうのも起因していると私は考えています。

    パンデミックについて、元となった原因は植物の花粉によるものです。冬虫夏草のようなものだと想像していただけたらよいでしょう。
    宿主に寄生し、水場を求めて、その宿主を操作する。
    その際に一匹、人を襲った個体がいて、人の体内に存在する水が栄養価の高いものだとわかり、人を襲う様になりました。
    ですので体液摂取による感染が行われる前に花粉によって多くの感染者が出ていました。
    もちろん全世界の花粉症の割合がわからないので、そこについて深掘りされるともう反論の余地はないのですが、現状コロナの広がり方を見るに、パンデミックが広がるのも時間の問題かと思われます。

    上記の問題については、本文に研究者が解き明かす前に、社会が崩壊したと書いてあるように、花粉から媒介したという事実はレイにはもちろんわからないのでレイ視点である本作では描かれていません。

    またそうなるとレイがなぜ花粉を感じ、くしゃみをしたかという点が疑問に思われるかも知れませんが、それについてはレイが唯一生き残ったという事実で察していただければと思います。

  • 植物人間の救い方への応援コメント

    企画から来た蒼弐彩です。

    ポストアポカリプス大好きなので冒頭から引き込まれてしまいました。

    玲さんの心理描写が分かりよく書かれていて、鹿を殺すとことかが身につまされる様な感じでした!
    ありがとうございます!

  • 植物人間の救い方への応援コメント

    企画から参りました!
    物語を読むというより、生活を観察している気分でした。細部の書き込みがすごいのと、淡々としてるけど分かりやすい文章が良かったです。
    参加、ありがとうございました。

  • 植物人間の救い方への応援コメント

    ディテールが精緻で読みごたえがありますね。そして読後のなんとも言えない寂寥感……。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    なるべく重厚感が出るようにと考えて書いているので、そう言って頂けると嬉しいです。