説明文がやたら長いので、読むのに体力が要ります。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(119文字)
主人公のクズさっていうか主人公パートと魔王パートのギャップ差でより主人公の残酷さが出てて俺は好きよ
魔王パートは良い感じ主人公は性格がちょっと読んでてスッキリしない感じが強いと感じた
巷で時折話題に上がることがある地球の定員。これ以上増加すると食料供給がおいつかなくなる。そんな定員を大幅に超えた異世界に転生した主人公が上位存在から提供されたスキルでどうやって人類を減らしていくか試行錯誤していく話。主人公の試行錯誤も面白いのですが人類の定員を大幅に超えた世界がどのような食料事情、生活様式になっているのかという設定も非常に面白い点です。異世界農家のご馳走が何なのか、読んでみればわかります(笑)
人類間引きのために魔王を作る主人公。作品の構成として、主人公の日常場面と主人公が作り出した魔王達の人類間引き場面が交互に織りなす。なにより魔王サイドの戦いが読み応え抜群。そこに箸休め的に入る主人公の日常。魔王場面が抜群過ぎて主人公の日常場面が弱く感じるかも?出てくるキャラもしっかりと個性があって良い。死んでいく敵側の人類のキャラまでしっかりしてるのが素晴らしい。
試練に抗い立ち向かう人々の命燃やす輝き。絶やしたくないと切に願う。だから世界には魔王が必要なのだ。
良い点は創造物の描写が良く、設定がいいです。悪い点はストーリーの温度差が激しいので、2つの作品を読んでいるようです。むしろ主人公の物語を抜きにしたほうが評価が高いかもしれません。中途半端な目的と中途半端な人間性が主人公の存在を意味不明にしています。
新しい切り口の魔王物です。非常に読みやすく、映画のような感覚で読んでいます。残酷な描写もありますが、自分にはいいテイストになっています。非常に面白いので是非読んで欲しい小説。
主人公が魔王を作って人類を滅ぼすとか斬新だわ主人公側は悪役ムーブとか少ない割にえげつないしこれすこ
類似の設定、世界観は数多くあれど、これほどに躊躇いなく''間引き''を行う主人公、死力を賭して魔王を打ち砕く人の力、他に無い作品です。読者視点からすればむしろ、数多く生まれる勇者たる人々を応援したくもなるようなストーリー。しかし主人公は魔王を産む側。今後も引き続きどのように世界が蹂躙されていくのか、人々はどう抗うのか、目が離せません。
本当に魔王やってますねこれは