概要
現代から時を超えて元の時代へ。赤い糸の伝説を知っていますか?
14世紀の中国
繁栄を極めていた大元帝国の斜陽。
元の賢相、托克托と現代から時を越えてやって来た女性、雪花との運命の出逢い。
30才を過ぎた彼女は恋も仕事も上手くいかなかった。
そしてある事故で、この時代へタイムワープするが、同時に身体にも変化が起こり、容姿が10代の少女に戻っていた。
最初は戸惑う彼女だったが、持ち前の明るさとセコさ!?で激動の世を強かに、懸命に生き抜く。
そんな彼女を導くのは托克托だった。
華麗な元の文化に触れた彼女は、やがて洗練された貴婦人へと成長する!?
※史実を無視しています。
繁栄を極めていた大元帝国の斜陽。
元の賢相、托克托と現代から時を越えてやって来た女性、雪花との運命の出逢い。
30才を過ぎた彼女は恋も仕事も上手くいかなかった。
そしてある事故で、この時代へタイムワープするが、同時に身体にも変化が起こり、容姿が10代の少女に戻っていた。
最初は戸惑う彼女だったが、持ち前の明るさとセコさ!?で激動の世を強かに、懸命に生き抜く。
そんな彼女を導くのは托克托だった。
華麗な元の文化に触れた彼女は、やがて洗練された貴婦人へと成長する!?
※史実を無視しています。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!恋も、笑いも、政治も、不思議さも全てが凝縮された作品
本作『元酔紅線夢譚』は元の中期から末期を舞台に時に軽妙に、時に時代の不安をうまく描いている。主人公の雪花にとっての紅線(赤い糸)であるトクトアの兄と妹のような温かさ、ゆっくりと育む親愛の情は読者を魅了すること間違いない。特に39話でトクトアが上都へ行く時の一時的な雪花との別離のシーンは雪花視点ではコミカルで、トクトア視点ではセンチメンタルで面白い。こういう場合、男の方が感傷的である。こういう男女の掛け合いを楽しめるのも本作の特徴である。かと思うと、大ハーン位の争いなど、政治や軍事的なシリアスな場面も多く、そちらが好きな人にもおすすめである。
また、紅線、探花、女官長の恋、開封奇想曲などと…続きを読む - ★★★ Excellent!!!赤い糸の伝説。そしてこの物語の舞台は……
この小説のタイトルにもありますが、ルーツは中国だったんですね。
異世界転生、転移ではなく、主人公シュイホアは元の時代の中国にタイムスリップしてしまいます。そしてトクトア(実在の人物)という男性に助けられ、そして彼の家にお世話になるのですが……
軽く読んでみるかなと思っていましたが、いつもの間にか最新話まで追っかけるファンになってしまいました。
作者様はこの小説を書くためにしっかり勉強されているんだなぁと関心します。
ファンタジー要素もありますが、歴史の勉強にもなりますので、とても面白い!
この作品の魅力を伝える語呂力が無い自分が情けない……
とにかく面白いから是非読んで下さい!