概要
私は、年下の恋人の前でためらうことなく全裸になった。
「ずっと前から決めてたの。いつか優太にヌードを描いてもらおうって」
高校二年生の「私」は、年下の恋人の前でためらうことなく全裸になる。
とある映画のとあるシーンに触発され、ずっとそれを望んでいたから。
二人の濃密なひとときと、その後。全3話。
やや生々しい描写があるため、R15としましたが、ピュア、純愛系です。
※「小説家になろう」「ノベルアップ+」にも掲載。
また、設定を大改変・超大幅加筆したものを「ノクターンノベルズ」にも掲載しております。
高校二年生の「私」は、年下の恋人の前でためらうことなく全裸になる。
とある映画のとあるシーンに触発され、ずっとそれを望んでいたから。
二人の濃密なひとときと、その後。全3話。
やや生々しい描写があるため、R15としましたが、ピュア、純愛系です。
※「小説家になろう」「ノベルアップ+」にも掲載。
また、設定を大改変・超大幅加筆したものを「ノクターンノベルズ」にも掲載しております。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!エロスの形
タイトル通りの物語を表現豊かな美しい文章で綴った良作。見せないからこそ神秘的なエロスが生まれるんだな、と思い、そもそもエロスはどこに翼を休めるのか考え込んだ。それは「私」の身体なのか、優太の目の中なのか、それともクロッキー帳の中なのか。
見られたい「私」と見たくてもシャイで、まごまごする優太の探り合いも面白かった。ここでは二つの異なった「恥ずかしさ」が対立していると思う。一つはいわゆる露出狂と呼ばれ顰蹙される行為の恥ずかしさと、全裸の女性を見ることに対しての男子の恥ずかしさ。同じ恥ずかしさでも実際はまったく違う。しかしこの二つは二人の純愛の基ともなっているのではないだろうか。
誰に…続きを読む - ★ Good!日常に潜む、わずかな性。
日常のシーンを切り取った良い作品ですね。起こっていることは大事件ではないのですが、女体を晒したいという欲望がスパイスとなってどきどきしながら読めてしまいます。もう結構な年なのですが(笑)
初めは踊らされていた性がだんだん消えていき、芸術に対する情熱が勝ったシーンでは優太くんの画家としての才能が見えた気がしました。「戦闘モード」とは言い得て妙ですね。それだけに、結末に救われた思いがいっそう強くなります。
文章も読みやすく、最後まで負担なくさらりと読めました(「読みやすい」が褒め言葉と感じない人もいらっしゃると聞きますが、素直な感想なのでご容赦ください)。
名だたる画家の中には、ミューズを持って…続きを読む